暗号資産(仮想通貨)決済を手がけるSlash Vision Labs(スラッシュ・ビジョン・ラボ)は19日、同社のガバナンストークン「SVL
SVL」のガバナンス・ロードマップと、トレジャリー(保有資産)の管理方針を公表した。コミュニティとともにトークンエコシステムを発展させる狙いだ。
3段階で保有者の関与を拡大
SVLは、ステーブルコインやウォレット、決済を横断するSlashエコシステムへの参加・貢献のためのトークンと位置づけられている。保有者はステーキングを通じて投票権(Voting Power)を獲得し、それに応じた報酬を受け取れる。
ガバナンスは3段階で進める計画だ。
第1段階は同社主導の基盤構築、第2段階は主要プロダクトの安定稼働後に保有者が一部方針へ投票参加できる「共同ガバナンス」、第3段階は保有者からの提案も受け付ける「エコシステムガバナンス」へ移行するとしている。投票対象は、ステーキング関連のパラメータやエアドロップ条件、各種キャンペーンなどだ。
一方で同社は、会社運営や会社資産、法務・規制対応、プロダクトの最終判断は、このガバナンスとは別の枠組みだと明記している。
トレジャリーは用途を限定して管理
トレジャリー管理については、SVL総供給量の一部を、エコシステムの成長やコミュニティインセンティブ、流動性支援、長期的な持続可能性のために確保するとしている。これらは所定の承認プロセスのもとで管理されるという。
主な用途は、コミュニティ報酬や流動性の確保、パートナーシップ、プロダクト開発などだ。同社は、利用状況や管理状況を継続的に開示する方針も示した。
Slash Vision Labsは、ステーブルコインを担保とするクレジットカード「Slash Card」や、手数料0%の決済ゲートウェイ「Slash Payment」を展開する。SVLはマントルネットワーク上で発行され、複数の海外取引所に上場している。



