米国で株式・暗号資産取引アプリを運営するロビンフッドは6日、公式Xでミームコイン「Cash Cat(キャッシュキャット、ティッカー:CASHCAT)」を新たな取扱資産に追加したと発表した。同社のアプリと、デスクトップ向け取引ツール「ロビンフッド・レジェンド」で取引できる。
CASHCATは、ロビンフッドの独自ブロックチェーン「ロビンフッドチェーン」上で発行されたミームコイン。発表にあわせてロビンフッド公式サイトにも銘柄ページが開設され、リアルタイム価格や市場データとともに売買が可能になっている。
「幻の社名」を題材にしたファンプロジェクト
CASHCAT公式サイトは、このトークンをロビンフッドが創業当初に用いていた仮称「Cash Cat」を題材にした非公式プロジェクトと説明している。同サイトには、ロビンフッド社やヴラッド・テネフCEOと提携関係になく、実用性や金銭的リターンを期待するものでもないと明記されている。
社名の逸話自体は事実に基づく。テネフ氏は2021年4月、自身のXへの投稿でロビンフッドの元々の名称がCash Catだったことを認めており、CASHCAT公式サイトはこの投稿を根拠として掲載している。
発表後に一時急騰、その後は反落
価格情報サイトのコインゲッコーによると、CASHCATは上場発表の前後に買いが集中し、直近24時間で一時0.1859ドルまで急騰した。その後は反落し、執筆時点では0.105ドル前後で推移している。
直近24時間の騰落率は約13%安となる一方、7日間では約128%高の水準を維持している。時価総額は約1億500万ドル、24時間の取引高は約9,700万ドルに膨らんだ。7月11日に付けた過去最高値0.2288ドルからは5割強低い。

取引はロビンフッドチェーン上のユニスワップが中心で、クーコインやMEXCなど海外の暗号資産取引所にも上場している。総供給量は10億枚で、うち約1,105万枚が焼却済み。流通量は約9億8,900万枚となっている。
ミームコインは裏付け資産を持たず、価格変動が極めて大きい。CASHCAT公式サイト自身も、失っても構わない資金の範囲で扱うべきだとの趣旨を記しており、上場直後の乱高下には注意が必要だ。
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