ヴァンエック、米国初のBNB現物ETF「VBNB」をナスダック上場

ヴァンエック、米国初のBNB現物ETF「VBNB」をナスダック上場
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
JinaCoin編集部
2 Min Read
Highlights
  • 米資産運用大手ヴァンエックは28日、米国初となるBNBの現物ETF「VBNB」の取引開始を発表した。
  • BNBチェーンは1日250万人超のユーザーや160億ドル規模のステーブルコインなど強固な基盤を持ち、ガス代としての継続的なオンチェーン需要を生んでいる。
  • 段階的なバーンにより供給量を1億トークンまで引き下げるデフレ型の仕組みを持ち、他の主要銘柄が下落する相場においても価格が比較的安定していたと評価されている。

米資産運用大手ヴァンエックは28日、米国初となるBNB(ビルドアンドビルド)の現物ETF(上場投資商品)「VBNB」をナスダック市場に上場したと発表した。コインマーケットキャップによると、BNBは時価総額約853億ドル(約13兆円)で世界第4位の規模に位置するが、これまで米国で現物に投資できるETFは提供されていなかった。

証券口座でBNBに投資可能へ 米国市場における暗号資産投資の敷居を下げる

今回ローンチされたVBNBは、適格カストディアンがオフラインのコールドストレージで管理する現物のBNBによって裏付けられている商品だ。これにより、米国の機関投資家や個人投資家は、暗号資産取引所に口座を開設することなく、既存の証券口座からBNBの価格変動に投資できる環境が整った。

ヴァンエックのシニア投資アナリストであるパトリック・ブッシュ氏は、他のレイヤー1銘柄が大幅に下落した過去1年間において、概ね横ばいを維持したBNBの底堅さを評価している。その要因の一つとしてネットワークの強固さを挙げ、現在も1日1400万件の取引と250万人超のユーザーを抱えているという。

さらに同氏は、オンチェーン上の豊富な資産基盤も価格安定を支えているとみる。具体的には、ステーブルコインが160億ドル(約2.5兆円)規模、債券や株式などの現実資産をトークン化した「RWA」が36億ドル(約5,733億円)規模で存在している点に注目した。

ヴァンエックのデジタル資産商品責任者のカイル・ダクルーズ氏は、BNBは主要銘柄の中で米国に現物ETFが存在しなかった数少ない資産だったと述べた。今回のローンチにより、米国の投資家へ経済的意義の大きいネットワークへのアクセスをついに提供できるようになったと、その意義を強調している。

米国初となるBNB現物ETFの上場は、アルトコインETFの多様化を示す事象だ。米国市場からの新たな資金流入が期待される一方で、証券性に関する規制当局の今後の見解や、エコシステムを巡る法的状況が同ETFの流動性に与える影響については注視していく必要があるだろう。

関連:ビットコイン、5年以内に100万ドル到達──ヴァンエック幹部が強気予想
関連:ビットコイン、弱気の裏に買いシグナル──ヴァンエック「77%で上昇」

関連銘柄:BNBBNB

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.2円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する暗号資産(仮想通貨)の専門メディアです。正確性・信頼性・独立性を担保するため、編集ポリシーに沿ってニュースの取材・執筆・ファクトチェックを行っています。一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)加盟。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA