マルチチェーン取引ターミナル「LAB
LAB」のネイティブトークンLABは8日、前日からの下落基調を引き継ぐ形で急落した。日足チャートでは一時1.02ドルまで下落し、執筆現在は約1.52ドルまで持ち直している状況だ。今回の急落を受け、オンチェーン調査者のZachXBT氏は主要取引所の対応を問題視している。

ZachXBT氏、供給集中とOTC取引を問題視
ZachXBT氏は8日、LABが過去24時間で14ドルから2ドル未満まで85%急落したとXで指摘。そのうえで、以前から価格操作の疑いを指摘していたにもかかわらず、バイナンスやビットゲット、ゲートなどの中央集権型取引所(CEX)が早期に対応しなかった点を批判した。
ZachXBT氏は5月以降、LABの供給量の大部分をインサイダーが支配している可能性をはじめ、不透明なOTC取引やベスティング条件の変更などを問題視してきた。6月の投稿でも、LABがマーケットメーカーを通じてCEX上で市場操作を続けているとの見方を示している。
同氏は投資家向けのアンロックが今月後半に予定されていた一方、過去には複数回のベスティング変更があったと指摘。アンロック時期や条件が変わることで、市場参加者が実際の売り圧力を把握しにくくなるとの見方だ。
また、価格操作を行ったアカウントから得られた利益は、最低限ユーザーに分配されるべきだと主張した。LABについては「どのような状況でも取引を推奨しない」と述べ、改めて慎重な姿勢を示している。
LAB公式、大規模市場参加者による売り圧力と説明
LAB公式アカウントは9日、市場活動に関するアップデートをXで投稿した。同社は「市場活動は残念なもの」としながらも、製品ロードマップと長期的な焦点は変わらないと強調している。
同社は急落の背景について、「大規模な市場参加者から顕著な売り圧力」と説明。複数の独立系取引会社が、LABチームとは無関係に大きなLABポジションを保有していると述べた。同社は流動性パートナーと密接に協力し、市場状況を継続的に監視しているとしている。
今後は、LAB側が売り圧力の詳細や市場監視の状況を追加で説明するかが注目される。あわせて、バイナンスやビットゲット、ゲートなど主要取引所が何らかの対応を示すかも市場の関心を集めそうだ。
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