暗号資産(仮想通貨)マイニング事業を手がけるSBIクリプトが、2026年7月31日にマイニングプールサービスを終了すると発表した。同社は、同日7時(日本時間)にマイニングシェアの受付を停止し、以降はシェアを提出できなくなると説明している。
7月31日にシェア受付を停止、最終支払いに向け利用継続を推奨
終了の背景について、SBIクリプトは今回の告知で詳細な理由を明らかにしていない。ただ、同社は4月時点でマイニングプール事業の運営体制と今後の方向性を見直しており、既存体制を2026年7月末までに縮小する見通しを示していた。今回の発表は、その方針に沿って正式な終了日を示したものとなる。
同社によると、閉鎖予定日までは通常通り運営を続ける。顧客はそれまで、マイニングと支払いを継続できるという。また、最終支払い計算に対象シェアを含めるため、締切時刻まで同社プールへハッシュレートを向け続けるよう推奨している。
最終支払いスケジュールやAPI、Webポータルの扱いなど、閉鎖に伴う詳細は今後あらためて案内する予定だ。顧客の移行準備に向けては、参考情報としてブレインズ、ルクソールプール、ネオプールを挙げている。ただし、SBIクリプトは特定事業者を推奨するものではない点も強調している。
1カ月シェアは2.05%、閉鎖後は移行先選定が焦点に
ビットコインマイニング市場のデータを提供するハッシュレートインデックスによると、SBIクリプトのビットコインマイニングプールにおける1カ月間の市場シェアは2.05%。ハッシュレートは17.2 EH/s、ブロック採掘数は87に上る。

同じ1カ月間では、ファウンドリーUSAが25.06%で首位、アントプールが18.98%、F2プールが12.42%、スパイダープールが10.75%、ヴィアBTCが9.55%で続いた。SBIクリプトは9位の水準に位置している。
SBIクリプトは上位プールに比べると小規模ながら、1カ月間で87ブロックを採掘しており、一定の参加規模を維持している状況だ。閉鎖後は、利用者側で移行先の支払い方式や運営体制を確認する必要がある。
停止時刻までのハッシュレート配分や最終支払いへの対応は、利用者にとって残された実務上の確認点となる。閉鎖までの短い期間で、移行準備をどこまで進められるかが重要になりそうだ。
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