米経済誌のフォーブスは10日、投資候補として注目する暗号資産(仮想通貨)10銘柄を選出した。対象銘柄はユーティリティや価値保存手段としての性質、7日間の値動き、24時間取引量などをもとに絞り込まれている。
同誌が選出した10銘柄のランキングは以下の通りだ。
- 1位:ビットコイン(
BTC) - 2位:イーサリアム(
ETH) - 3位:BNB(
BNB) - 4位:XRP(
XRP) - 5位:ソラナ(
SOL) - 6位:トロン(
TRX) - 7位:ハイパーリキッド(
HYPE) - 8位:レイン(
RAIN) - 9位:ユナス・セド・レオ(
LEO) - 10位:ジーキャッシュ(
ZEC)
時価総額50億ドル超が条件、ミームコインなどは除外
フォーブスは、暗号資産は価格変動が大きいため、比較的保守的な基準として時価総額50億ドル(約8,100億円)以上の銘柄に絞ったと説明している。50億ドル以上の暗号資産は一般的により安定しており、機関投資家による採用も進みやすいとの見方だ。
一方、ステーブルコインやラップドトークン、ミームコイン等は対象から外された。価格連動型や派生的な性質を持つ銘柄、投機色の強い銘柄ではなく、採用やユーティリティの拡大による価値上昇が期待される銘柄を中心に選んだ形だ。
ただし、フォーブスは暗号資産について、株式や債券とは異なるリスクオン資産として扱う必要があるとも説明している。今回のランキングも将来の値上がりを保証するものではなく、候補銘柄を整理したものとなっている。
大型銘柄はもちろん、予測市場関連まで幅広く評価
大型銘柄では、時価総額1兆2,890億ドル(約210兆円)のビットコインが首位となった。フォーブスは、ビットコインが「デジタルゴールド」や価値保存手段として見られている点に加え、流動性の高さを評価している。
イーサリアムについては、分散型アプリケーション(DApps)やスマートコントラクトの基盤として使われている点、大規模な開発者エコシステムを評価材料に挙げた。
大型銘柄が並ぶ中で、レインとユーナス・セド・レオの選出も目を引く。レインは、分散型予測市場を支えるインフラとして位置付けられており、V2ローンチに向けた1億ドル(約162億円)の流動性コミットメントが評価材料となった。
ユーナス・セド・レオは、大手取引所ビットフィネックスなどを運営するiFinex(アイフィネックス)が発行するユーティリティトークンで、ビットフィネックスでの取引手数料の割引などに使われる。
今後、評価材料となったユーティリティや取引の勢いが実際の利用拡大につながるかが焦点となる。引き続き大型銘柄だけでなく、予測市場や取引所エコシステム関連銘柄の存在感にも注目していきたい。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=162.1円)



