【今日の仮想通貨ニュース】Zcash急落と規制警戒|暗号資産市場に広がる不安

【今日の仮想通貨ニュース】Zcash急落と規制警戒|暗号資産市場に広がる不安 2026/06/05
JinaCoin編集部
5 Min Read
主要銘柄の24時間変動率
  • BTC:BTCBTC
  • ETH:ETHETH
  • XRP:XRPXRP
  • BNB:BNBBNB
  • SOL:SOLSOL
変動率が高い銘柄
  • 上昇銘柄:
    1. ZEST:ZESTZEST
    2. HOME:HOMEHOME
    3. B3:B3B3
  • 下落銘柄:
    1. ZEC:ZECZEC
    2. LAB:LABLAB
    3. AMP:AMPAMP
市場の温度感
  • 恐怖指数:17(恐怖)
  • 総時価総額:2.16兆ドル(-0.92%)

2026年6月5日の暗号資産市場は、ビットコインが前日比0.35%高の62,984ドルで推移した一方、イーサリアムやソラナは下落するなど、銘柄ごとに明暗が分かれる展開となった。チャート分析ではビットコインが軟調地合いを継続するなか、主要アルトコインにも売り圧力が意識されている。

市場全体では恐怖指数が17まで低下し、総時価総額も減少した。Zcashで発覚した重大脆弱性やハイパーリキッドに対する規制当局の警告がリスク要因として意識される一方、NECのカストディ事業参入やソラナ関連技術の進展など前向きな材料も見られた。依然として慎重な市場環境が続いており、セキュリティや規制動向への注目が高まる局面となっている。

注目の仮想通貨ニュースTOP5

【1】Zcash重大脆弱性を修正|AIが発見した偽造リスク

ジーキャッシュで無制限の偽造ZECを生成できる重大な脆弱性が発見され、緊急修正が完了した。問題はプライバシー機能を支えるシールドプール「オーチャード」に存在し、2022年5月の有効化以降、約4年にわたって検証をすり抜けていたという。

脆弱性はセキュリティ研究者のテイラー・ホーンビー氏が発見し、AIモデル「オーパス4.8」を活用して検証環境で無制限の偽造ZEC生成が可能であることを確認した。開発支援組織シールデッド・ラボは実際に悪用された可能性は低いとの見解を示しているが、今後は供給量の完全性を誰でも検証できる仕組みの整備が課題となる。

詳細→Zcash、4年潜伏の脆弱性を緊急修正──AIが発見、ZECは約37%安

【2】英FCAがハイパーリキッド警告|無認可業者として掲載

英金融行動監視機構(FCA)は5月21日、分散型取引所ハイパーリキッドを無認可業者として警告リストに掲載した。FCAは、同プロジェクトが許可を得ずに金融サービスや商品を提供、または宣伝している可能性があると指摘し、英国の利用者に対して取引を避けるよう呼びかけている。

警告リストには関連サイトのほか、公式Xアカウントやテレグラム、ディスコードへのリンクも掲載された。執筆時点でハイパーリキッド側からの声明は発表されていない。またFCAは無認可の金融事業者によるスポンサー契約を通じた宣伝活動への警戒も強めており、無認可企業との関係は法的リスクやマネーロンダリングリスク、評判低下につながる可能性があると警告している。

詳細→英FCA、ハイパーリキッドを無認可業者として警告リストに掲載

【3】NECが国産カストディ開発へ|クリプトガレージと協業

NECとクリプトガレージは5日、国産のデジタル資産カストディシステムの開発に向けて協業すると発表した。2026年内に開発へ着手し、2027年中に予定される金融商品取引法改正の施行後、速やかな稼働開始を目指す。

背景には制度整備の進展や機関投資家・企業による暗号資産活用への関心の高まりがある。一方で、現在普及するカストディシステムの多くは海外製であり、日本語対応や国内法規制、商慣習への対応などが課題となっていた。両社は国産基盤の構築を進めるとともに、カストディおよびウォレット技術の標準化・普及も視野に入れている。

詳細→NEC、暗号資産カストディに参入──クリプトガレージと組み、国産化へ動く

【4】ヘイズ氏がHYPE・NEAR全売却|AI IPOとエネルギー高を警戒

アーサー・ヘイズ氏は4日、HYPEとNEARの全ポジションを売却したと公表した。同氏は市場の高値が現在から9月までの間に形成されるとの見方を示し、「ポジションを気にせずに過ごすために利益確定する時期」だと述べている。

売却理由として、イラン情勢やエネルギー関連在庫の積み増しを背景としたエネルギー価格の上昇に加え、大型AI企業のIPOやトランプ氏のAI政策転換への見方を挙げた。同氏は今回の判断について、来週公開予定のエッセイ「Reality Test」で詳しく説明するとしている。

詳細→アーサー・ヘイズ氏、HYPEとNEARを全売却──AI IPOを警戒

【5】P-Tokenの安全性を証明|ソラナ処理効率を最大98%改善

形式検証企業Certoraは3日、ソラナ財団の委託を受けて実施したP-Tokenアップグレードの形式検証を完了したと公表した。検証の結果、P-Tokenは既存のSPL Tokenのドロップイン置換として正しく機能し、悪用可能な脆弱性は発見されなかった。

P-TokenはSPL Tokenを再実装したプログラムで、命令によっては計算ユニット消費を最大98%削減できる。Transfer命令やTransferChecked命令の処理効率向上により、ネットワーク全体ではブロックスペース約10%の削減が見込まれている。Certoraは全命令を対象に検証を行い、既存命令の等価性が形式的に保証された。

詳細→ソラナのトークン処理を最大98%効率化する「P-Token」、安全性が証明される

その他の仮想通貨関連ニュース

  • ジュピターが予測市場開始|複数MM競争モデルを採用
    ジュピターは4日、ソラナ初の完全ネイティブな予測市場「Jupiter Forecast」の提供を開始した。複数のマーケットメーカーが競争的に価格を提示する仕組みを採用し、ユーザーは最良価格で取引できる。
    サービス開始当初は15分単位の暗号資産市場を対象とし、既存の「Jup Predict」に統合して展開される。
  • XRPが下落再開を警戒|日足長期HMAが分岐点
    リップルは押し目形成後に下落を再開し、日足長期HMAの下抜けに挑戦する展開となっている。
    短期的には反発余地があるものの、日足長期HMAの下抜けが定着した場合は下落再開の可能性が高まり、1.055ドル付近が下値目標として意識される。
  • メタプラネット短期下落圧が一服|中長期は下落継続
    メタプラネットは1時間足MACDがゴールデンクロスとなり、短期的な下落圧減少が意識される。
    ただし、4時間足・日足では下落トレンドが継続しており、210円から日足長期HMA付近で下げ止まるかが焦点となる。

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