ポリゴン、決済事業への転換を加速──コインミー買収に向けて人員削減を実施

ポリゴン、決済事業への転換を加速──コインミー買収に向けて人員削減を実施
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
ヤマダケイスケ
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Highlights
  • 16日、ポリゴン・ラボCEOが2027年の収益化を見据えた組織再編の一環として人員削減実施を発表
  • 退職する従業員には退職金や支援を提供、再就職先との橋渡しにも協力する方針を示す
  • 今後はコインミーの買収完了と組織統合、決済企業への転換による収益基盤への影響が焦点に

ブロックチェーン開発企業ポリゴン・ラボのマーク・ボワロンCEOは16日、同社が人員削減を実施したことを明らかにした。暗号資産(仮想通貨)決済企業コインミーの買収が最終段階にあるなか、チーム統合を進める過程で今回の決断をしたという。

2027年の収益化を目指し組織体制を再構築

ボワロン氏は今回の人員削減について、「退職する従業員の質を理由としたものではない」と述べた。同氏はブロックチェーン決済企業への転換に合わせ、組織体制と人材構成を見直すためだと強調。現在の事業の勢いを逃さず成長につなげるため、この段階で組織再編に踏み切ったと説明している。

今回の再編は、ポリゴン・ラボを2027年に収益性のある状態へ移行させるための、より広い組織統合の一部と位置付けられている。コインミーのチームが加わることで組織自体は拡大するといい、人員削減と並行して全体の規模はむしろ増える構図となる。

ボワロン氏は現在の事業について、収益は堅調でステーブルコインの取引量も記録を更新し続けていると強調した。

また、顧客候補のパイプラインは想定以上に強く、オンチェーン決済ソリューションも速いペースで稼働を始めているという。一方、投稿内では削減人数や収益額、取引量、顧客数などの具体的な数字は示されなかった。

なお、退職する従業員に対しては、退職金と支援を提供する方針だ。ボワロン氏は採用を検討する企業に向け、元ポリゴンの人材を紹介する考えも示している。

1月にも重複職種を統合、人材構成の転換を進める

ボワロン氏は今年1月にも、コインミーとウォレット基盤企業シークエンスの買収に伴い、一部の重複する職種を統合すると発表していた。同氏は当時から、決済を中心とするブロックチェーン企業への転換に向け、組織の専門性を見直す方針を示している。

投稿では、組織変更後も全体の人員規模を同程度に維持しつつ、決済やウォレット、ブロックチェーン基盤の人材構成を変えていくと説明していた。今回の人員削減は、こうした方針をさらに具体化する動きと言える。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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