・海外の仮想通貨取引所を使ってみたいけれど、どの取引所を選べばいいかわからない…
・海外取引所は使うのが少し不安…
そんな不安をお持ちの方に向けて、おすすめの海外仮想通貨取引所(CEX)を紹介します。
ただし、おすすめの取引所は、ご自身のトレードスタイルや経験、利用目的によって異なります。今回は、仮想通貨歴7年の筆者が、タイプや目的別に最適な取引所を紹介します。ぜひ、あなたにぴったりの取引所を見つけてください!
目次
おすすめ海外仮想通貨取引所の条件比較表
スクロールできます
おすすめ海外仮想通貨取引所総合ランキングTOP10
海外の仮想通貨取引所には、無人で運営される分散型取引所(DEX)と、組織が管理する中央集権型取引所(CEX)の2種類があります。一般的に「仮想通貨取引所」といえばCEXを指し、初心者でも利用しやすいのが特徴です。
今回は、仮想通貨歴7年の筆者が、初心者でも安心してトレードを始められる信頼性の高いCEXをランキング形式でご紹介します。タイプや目的に応じたおすすめの取引所を厳選したので、ぜひあなたにぴったりの仮想通貨取引所を見つけてください!
1位:Bybit
所在地 | ドバイ |
設立日 | 2018年3月 |
24時間取引量 | 約62億ドル |
取扱銘柄数 | 696種類 |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.055% |
日本語サポート | ヘルプセンター、メール、ライブチャット |
公式サイト | Bybit公式サイト |
初心者から上級者までおすすめ!オプション取引やコピートレードなど豊富な取引機能を提供。設立以来ハッキング被害ゼロ!資産はコールドウォレットで管理され、高い信頼性を誇ります。
\口座開設特典|20ドル&最大30,000 USDT/
公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP
2位:Bitget
所在地 | シンガポール |
設立日 | 2018年4月 |
24時間取引量 | 約26億ドル |
取扱銘柄数 | 808種類 |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.06% |
日本語サポート | ヘルプセンター、メール、ライブチャット |
公式サイト | Bitget公式サイト |
コピートレードやクアントスワップを提供し、取引の柔軟性が高いのが特徴。また、4ヶ国で金融ライセンスを取得し、SSL認証で最高ランクを獲得するなど、セキュリティ対策も万全です。
【新規口座開設特典】
最大6,147USDTボーナスキャンペーン開催中
公式サイト:https://www.bitget.com/ja/
3位:MEXC
所在地 | シンガポール |
設立日 | 2018年4月 |
24時間取引量 | 約26億ドル |
取扱銘柄数 | 2,618種類 |
最大レバレッジ | 200倍 |
取引手数料 | ・現物:無料 ・デリバティブ: メイカー無料 テイカー0.02% |
日本語サポート | ヘルプセンター、ライブチャット |
公式サイト | MEXC公式サイト |
現物取引手数料が無料!先物取引手数料も業界最安水準です。MXトークン保有でさらにお得に!豊富な取扱銘柄と新興通貨の迅速な上場で、草コイン発掘にも最適です。
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公式サイト:https://m.mexc.com
4位:Kucoin
所在地 | セーシェル |
設立日 | 2017年8月 |
24時間取引量 | 約15億ドル |
取扱銘柄数 | 840種類 |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.06% |
日本語サポート | ヘルプセンター、メール、ライブチャット |
公式サイト | Kucoin公式サイト |
KCSトークン保有で手数料割引や配当を獲得可能!独立したウォレット管理とマルチレイヤー認証により、高いセキュリティを実現しています。
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公式サイト:https://www.kucoin.com
5位:HashKey Global
所在地 | 香港 |
設立日 | 2018年 |
24時間取引量 | 約1億ドル |
取扱銘柄数 | 104種類 |
最大レバレッジ | 10倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.12% ・デリバティブ: メイカー0.025% テイカー0.06% |
日本語サポート | なし |
公式サイト | Hashkey Global公式サイト |
140以上の仮想通貨プロジェクトに出資するHashKey Groupが運営し、高い信頼性を誇ります。日本語には非対応ですが、多様な取引機能と高い安全性・利便性で評価されています。
公式サイト:https://global.hashkey.com/en-US/
6位:Zoomex
所在地 | シンガポール |
設立日 | 2021年 |
24時間取引量 | 約3億ドル |
取扱銘柄数 | 170種類以上 |
最大レバレッジ | 150倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.06% |
日本語サポート | ヘルプセンター、メール、ライブチャット |
公式サイト | Zoomex公式サイト |
取引処理速度は業界最速水準!ステーキングは非対応ですが、多様な入金方法と高いセキュリティを備えた、信頼性の高い取引所です。
【期間限定】入金・KYC不要!口座開設ボーナス20ドル
公式サイト:https://www.zoomex.com/ja-JP/
7位:BingX
所在地 | シンガポール |
設立日 | 2018年5月 |
24時間取引量 | 約3億ドル |
取扱銘柄数 | 905種類 |
最大レバレッジ | 150倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.05% |
日本語サポート | メール、ライブチャット |
公式サイト | BingX公式サイト |
FXやコモディティなど幅広い取引商品を提供。グリッド取引を含む多彩な取引オプションが特徴で、柔軟なトレード環境を実現しています。
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公式サイト:https://bingx.com/ja-jp/
8位:CoinEX
所在地 | イギリス |
設立日 | 2017年12月 |
24時間取引量 | 約2億ドル |
取扱銘柄数 | 1,254種類 |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.2% ・デリバティブ: メイカー0.03% テイカー0.05% |
日本語サポート | ヘルプセンター、メール、ライブチャット |
公式サイト | CoinEX公式サイト |
CETトークン保有で取引手数料の割引や特典が受け取れます。マージン取引や自動マーケットメイカー(AMM)など多様な取引機能を提供。包括的なセキュリティインフラでユーザー資産を保護しています。
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公式サイト:https://www.coinex.com/register
9位:BTCC
所在地 | イギリス |
設立日 | 2011年6月 |
24時間取引量 | 約35億ドル |
取扱銘柄数 | 115種類 |
最大レバレッジ | 250倍 |
取引手数料 | ・現物: メイカー0.2% テイカー0.3% ・デリバティブ: メイカー0.025% テイカー0.045% |
日本語サポート | ヘルプセンター、LINE、メール、ライブチャット |
公式サイト | BTCC公式サイト |
2011年設立の老舗取引所!ハッキング被害ゼロで高い信頼性を維持。最大レバレッジ250倍!トークン化株式、コモディティ取引も提供しています。
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公式サイト:https://www.btcc.com/ja-JP
10位:Coincall
所在地 | パナマ |
設立日 | 2023年7月 |
24時間取引量 | 約3億ドル |
取扱銘柄数 | 32種類 |
最大レバレッジ | 50倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.06% |
日本語サポート | ヘルプセンター(返信は英語) |
公式サイト | Coincall公式サイト |
オプション取引を提供!「Lite版」が用意されており、初心者でも安心して参入可能。顧客資産は信頼性の高いサードパーティーで管理されています。
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公式サイト:https://www.coincall.com/
国外居住者におすすめ
Binance(バイナンス)
所在地 | ケイマン諸島 |
設立日 | 2017年7月 |
24時間取引量 | 約340億ドル |
取扱銘柄数 | 443種類 |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.04% |
公式サイト | Binance公式サイト |
世界最大級の取引所!マージン取引や流動性ファーミングなど多彩な取引オプションを提供。BNBトークン保有でさらにおトクに。日本進出に伴い日本居住者の新規登録は不可ですが、海外居住者におすすめの取引所です。
OKX
所在地 | セーシェル |
設立日 | 2017年1月 |
24時間取引量 | 約61億ドル |
取扱銘柄数 | 308種類 |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引手数料 | ・現物: メイカー0.08% テイカー0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.05% |
公式サイト | OKX公式サイト |
オプション取引、DeFiサービス、パーペチュアル取引など幅広い取引手段を提供。高い流動性が魅力です。2023年6月以降、日本居住者へのサービスは停止されています。
Gate.io(ゲート)
所在地 | ケイマン諸島 |
設立日 | 2013年1月 |
24時間取引量 | 約45億ドル |
取扱銘柄数 | 2,456種類 |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | ・現物:一律0.1% ・デリバティブ: メイカー0.02% テイカー0.05% |
公式サイト | Gate.io公式サイト |
取扱銘柄数が豊富で、主要通貨から新興アルトコインまで幅広く対応。独自のNFTマーケットプレイス「Gate NFT」を提供。2024年7月に日本居住者向けサービスを終了しました。
レバレッジ取引におすすめの海外仮想通貨取引所TOP3
仮想通貨のレバレッジトレードは、ボラティリティが高く、ハイリスク・ハイリターンな投資手法です。少ない資金で大きな利益を狙いたい方におすすめの取引所をご紹介します。
取扱銘柄が多く草コインの発掘に最適な海外仮想通貨取引所TOP3
取扱銘柄が豊富な海外仮想通貨取引所は、草コインの発掘に最適です。一部の草コインは、上場後に急騰する可能性があり、まるで宝探しのように大きな利益を狙える点が魅力です。特に、上場までのスピード感がある取引所では、いち早く新しい銘柄を取引できるチャンスが広がります。
手数料が安いおすすめ海外仮想通貨取引所TOP3
仮想通貨取引では、取引手数料やスプレッドなど、さまざまなコストが発生します。ここでは、取引手数料を含めた総合的なトレードコストが低い、おすすめの海外取引所をご紹介します。
海外取引所は一般的に、国内取引所に比べてスプレッドが狭く、トレードコストを抑えられる点が魅力です。
海外仮想通貨取引所を利用するメリット
国内にも多くの仮想通貨取引所がありますが、それでも海外取引所をおすすめする理由にはいくつかのメリットがあります。
- アカウント登録や口座開設が非常に簡単(本人確認が不要な取引所もある)
- ハイレバレッジでのトレードが可能
- 追証なしのゼロカットシステムを採用
- 豊富な銘柄を取り扱う取引所が多い
- 国内取引所に比べて流動性が高い
アカウント登録や口座開設が非常に簡単(本人確認が不要な取引所もある)
海外の仮想通貨取引所は、アカウント登録や口座開設が非常に簡単でスムーズに行えます。一般的に、メールアドレスの入力とパスワード設定のみで、数分以内に取引を始められる点が大きな特徴です。本人確認(KYC)が必要な場合でも、簡単な書類提出や写真撮影で完了するため、手続きが煩雑になることはほとんどありません。
すぐに取引を開始したい方には、手続きが簡単な海外取引所がおすすめです。
ハイレバレッジでのトレードが可能
海外の仮想通貨取引所は、国内取引所に比べて高いレバレッジを設定できるのが特徴です。レバレッジとは、手元の証拠金を元に、資金を数倍から数十倍に膨らませてトレードできる仕組みで、ハイリスク・ハイリターンの取引が可能になります。
国内の仮想通貨取引所は、金融庁の厳しい規制によりレバレッジが最大2倍に制限されています。一方、海外の仮想通貨取引所では、取引所によっては100倍以上のレバレッジでの取引が可能です。
追証なしのゼロカットシステムを採用
「追証なしのゼロカットシステム」とは、口座残高がマイナスにならない仕組みのことです。
多くの海外仮想通貨取引所で採用されており、レバレッジ取引中に予想外の損失が発生しても、証拠金を超える損失は取引所が負担してくれるため、ユーザーは証拠金以上のマイナスを抱える心配がありません。レバレッジ取引には必須ともいえる安心のシステムです。
一方、国内の仮想通貨取引所ではこのゼロカットシステムが禁止されており、証拠金を超えた損失が発生した場合、負債を自己負担する必要があるため注意が必要です。
豊富な銘柄を取り扱う取引所が多い
海外の仮想通貨取引所は、取り扱う銘柄の豊富さが大きな特徴です。国内取引所では一般的に10〜20種類程度の銘柄しか扱っていないのに対し、海外取引所では数百~数千種類の銘柄を取り扱う場合もあります。
銘柄が多ければよいというわけではありませんが、値上がり前の無名な「草コイン」を見つけて仕込む機会を得やすい点は魅力と言えるでしょう。
国内取引所に比べて流動性が高い
海外の仮想通貨取引所は、国内取引所と比べてユーザー数と1日あたりの取引高が圧倒的に多く、これが流動性の高さにつながっています。流動性が高いほど、注文がスムーズに約定し、買いたい時に買え、売りたい時に売れるため、取引のタイミングを逃さずに済みます。
反対に流動性が低いと、注文がなかなか成立せず、投資にとって大きなリスクになる可能性があります。そのため、取引所選びの際には流動性の確認が重要です。
海外仮想通貨取引所を利用するデメリット
海外の仮想通貨取引所には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
- ハッキングリスクが高い
- 日本の金融庁の許可を得ていない
- 詐欺の可能性がある怪しい銘柄も存在
- 日本円での直接入金ができない
- 出金に手間がかかる場合がある
ハッキングリスクが高い
仮想通貨取引所がハッキング被害に遭う事件は珍しくありません。取引所には多くの資産が集まるため、個人ウォレットよりも狙われやすい傾向にあります。
ハッキングのリスクは国内外で大きく変わりませんが、国内取引所は金融庁の規制によりユーザー資産の保全措置が取られています。一方、海外取引所では必ずしも資産保全が義務付けられておらず、万が一の際にユーザー資産が守られない可能性があります。そのため、自己責任での利用が求められます。
ただし、信頼性を維持するため、海外取引所もセキュリティ強化を図っているケースが多いです。
日本の金融庁の許可を得ていない
日本でサービスを提供しているにもかかわらず金融庁の規制を受けていない業者には、金融庁が無許可業者として警告を発することがあります。
警告を受けた業者は、日本人向けのサービスではないことを示すため、公式サイトの日本語対応を急遽停止することもあります。
「警告」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、これは「日本で事業を行うなら金融庁の許可を得るように」という指導に過ぎず、必ずしも危険な業者であることを意味するわけではありません。
詐欺の可能性がある怪しい銘柄も存在
メリットとして「銘柄が豊富である」と紹介しましたが、裏を返せば「上場基準が緩い」とも言えます。そのため、取引所には不正な資金調達が目的のコインや、計画が架空で購入者が増えると使えなくなる「詐欺コイン」が含まれていることもあります。
草コインには大きな値上がりのチャンスがある一方、リスクも潜んでいるため、怪しいコインには注意が必要です。購入前には十分に調査し、自衛しましょう。
日本円での直接入金ができない
海外の仮想通貨取引所では、日本円に対応しているところはごく一部に限られます。多くの場合、入出金は仮想通貨や米ドルなどで行う必要があります。
相場は短時間で大きく動くことがあるため、入出金に時間がかかると、その間に相場が変動し、利益が減少したり、損失が増えるリスクもあります。こうしたリスクがあることを理解して利用しましょう。
出金に手間がかかる場合がある
海外の仮想通貨取引所は日本円に対応しているところが少なく、入金時にはクレジットカードを使うか、国内取引所で仮想通貨を購入して送金する必要があります。
出金時も同様に、直接銀行口座に出金することはできず、いったん国内取引所に送金してから出金する手間と時間がかかります。
また、複数の取引所や銀行を介するため、国内取引所に比べて手数料が高くなることが多いです。海外取引所からの出金は小分けせずにまとめて行う方がコストを抑えられてお得です。
海外仮想通貨取引所に関するよくある質問
海外仮想通貨取引所とはどのような取引所ですか?
海外仮想通貨取引所は、その所在地の法律に基づいて運営されており、日本の法律は適用されません。そのため、トラブルが発生しても必ずしもユーザー資産が保全されるわけではない点に注意が必要です。
取引所には、ユーザー同士が直接取引する「分散型取引所(DEX)」と、仲介者が存在する「中央集権型取引所(CEX)」の2種類があります。一般的に「仮想通貨取引所」と言うと、CEXを指すことが多いです。
日本人が海外仮想通貨取引所を利用することは法律に抵触する?
日本人や日本居住者が海外仮想通貨取引所を利用すること自体は法律に抵触せず、問題ありません。
ただし、海外の取引所は日本の金融庁の規制対象外のため、利用は自己責任となります。「大手だから安心」と考えず、必ず規約をよく確認し、納得した上で利用しましょう。
なぜ海外仮想通貨取引所は高いレバレッジが設定できるの?
海外仮想通貨取引所は日本の金融庁の規制対象外であるためです。
日本の取引所では金融庁の規制によりレバレッジが最大2倍に制限されていますが、海外取引所では100倍や1,000倍といった高いレバレッジでの取引が可能な場合もあります。ただし、高レバレッジにはリスクが伴うため、慎重に利用しましょう。
レバレッジ取引で資産がマイナスになるリスクはある?
海外仮想通貨取引所では、レバレッジ取引で資産がマイナスになった場合も「ゼロカットシステム」を採用していることが多く、取引所がマイナス分を負担するため、追証なしで借金のリスクを負う必要がありません。
一方、国内取引所は金融庁の規制によりゼロカットシステムを導入できないため、資産がマイナスになるリスクがあります。
借金リスクがないことは、大きなレバレッジをかけて取引したいユーザーにとって大きなメリットですね。
なぜ海外仮想通貨取引所には取扱銘柄数が多いの?
日本の金融庁の規制が関係しています。
日本国内の取引所は、金融庁の規制に基づき「取り扱い可能な銘柄(ホワイトリスト)」に登録された銘柄のみを取り扱うため、銘柄数が制限されています。
一方、海外取引所は規制が緩やかで、さまざまなコインを取り扱えるため、豊富な銘柄を提供しています。これにより、値上がり前の草コインを発掘できる可能性もありますが、取扱銘柄数が多いことが必ずしもメリットとは限りません。
「銘柄数が多い=上場基準が低い」とも考えられ、ICOで資金を集めるだけ集めて活動しない詐欺コインが含まれている可能性もあります。このようなリスクを理解し、海外仮想通貨取引所の利用は自己責任で慎重に行いましょう。
なぜ日本人ユーザーが多い海外仮想通貨取引所でも日本語対応が少ないの?
日本の金融庁の規制が影響しているためです。
日本の金融庁は、日本語でのユーザー獲得を行う取引所に対して厳しい監督を行っており、日本語対応を進めて日本人向けの営業を強化すると「日本での営業許可が必要」と警告される可能性があります。このような金融庁の強い規制の影響により、海外取引所は積極的な日本語対応を行いにくいのが現状です。
海外仮想通貨取引所はハッキングリスクが高いと言われるけれど本当?
海外仮想通貨取引所は、日本の取引所と比べ取引高が高いため、ハッカーの標的になりやすい傾向があります。
そのため、多くの海外取引所ではセキュリティ対策が強化されていますが、万が一ハッキングされた場合の資産保全については取引所ごとに異なるため注意が必要です。日本の取引所は金融庁の規制によりユーザー資産が保護されますが、海外取引所では資産が保全される場合とそうでない場合があります。
海外取引所を利用する際は、利用規約を確認し、運営方針やセキュリティ体制を理解した上で、自己責任で取引を行いましょう。
海外仮想通貨取引所で得た利益の確定申告はどうなるの?
日本では、仮想通貨で得た利益は「雑所得」として扱われ、国内外の取引所を問わず確定申告が必要です。
FX取引の場合、国内業者で得た利益は「申告分離課税」、海外業者で得た利益は「雑所得」と異なる扱いですが、仮想通貨取引はすべて雑所得となる点がFXとは異なります。
今後、仮想通貨取引の税制が見直され、優遇措置が設けられる可能性もありますが、現時点では確定申告を忘れず行いましょう。