ビットコイン
BTCは一時、6万1,000ドル台まで大きく下落したが、その後強く反発し、前日の日足は大きな下ヒゲをつけての陰線を確定した。オンチェーン指標は依然として弱く、現在の反発はあくまで一時的との分析や、長期的なビットコインの底値が近づいているという見解も確認されている。
オンチェーン指標は依然として弱気
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのThat Martini Guy ₿氏は5日、自身のXにて「ビットコインが反発を見せているものの、オンチェーンデータは依然として強気への転換を示していない」と指摘した。
資金調達率(Funding Rate)は依然として市場全体でマイナス圏にあり、ショートポジションが積み上がり続けていることを示している。これは将来的なショートスクイーズの燃料にもなり得るが、現時点では市場参加者の多くが依然として下落を警戒している状態とも解釈できる。
さらに、テイカー出来高を見ると売り圧力はほとんど弱まっていない。現物市場では売りが買いを上回っており、先物市場でも同様に売り注文が優勢となっている。つまり、ビットコインの価格がやや反発を見せているにもかかわらず、需給面ではまだ売り手が優位な状態だ。
ただし、現物取引の出来高が増加している点は興味深い動きだ。これは資金が市場へ流入し始め、一部の投資家が押し目買いを行っていることを示している。ただ、問題はその買いが十分な規模かどうかだ。
現在のところ、大型ETFからの大規模資金流入や、機関投資家、企業による積極的な買いは目立っていない。そのため、現状の反発は主に個人投資家や比較的小規模な資金によって支えられている可能性がある。
もし個人投資家が買い続ける一方で、大口投資家がその買いに売りをぶつけている状況であれば、今回の反発は本格的な上昇トレンドではなく、一時的な戻りに過ぎない可能性が高い。
「次に出来高が急増したタイミングは、非常に重要な局面になる」とThat Martini Guy ₿氏は締めくくった。
長期的な底入れは間近か
仮想通貨コミュニティのCHAIN MINDは5日、公式Xにて「ビットコインの長期的な底値が近づいている」との見解を示した。
2013年、2017年、2021年のサイクルを比較すると、最終的な底を形成するまでの期間に明確な共通点が見られる。過去のサイクルでは、すべてのケースで価格が過去最高値を更新したところから、23本の月足が確定したタイミングで弱気相場の終盤を迎えていた。
そして今回も、前回の最高値更新から数えて、23本目の月足が経過している。「過去パターンが繰り返されるなら、ビットコインは間もなく最終的な底値を形成するだろう」とCHAIN MINDは締めくくった。
That Martini Guy ₿氏の分析では、ビットコイン市場は依然として弱いオンチェーンデータを示しており、今後反発があっても一時的なものになりやすい。一方CHAIN MINDは、過去のサイクルでビットコインは同じタイミングで最終的な底値を形成しており、今回もそのタイミングに差し掛かっていると指摘している。
関連: 【今日の仮想通貨ニュース】ビットコイン続落で弱気相場加速|ETH戦略と先物市場に新展開
関連: ビットコイン次の節目は5万ドル台か──アナリストが描く底のシナリオ



