暗号資産取引所ビットメックス元CEOのアーサー・ヘイズ氏は4日、HYPE(ハイパーリキッド)とNEAR(ニア・プロトコル)の全ポジションを売却したと自身のXで公表した。同氏は、市場の高値が現在から9月までの間に形成されるとの見方を示し、詳細は来週火曜日公開予定のエッセイ「Reality Test」で説明するとしている。
エネルギー価格の上昇や大型AI企業のIPOを警戒
ヘイズ氏は、HYPEとNEARを売却した理由として、まずエネルギー価格の上昇を挙げた。イラン情勢やエネルギー関連在庫の積み増しを背景に、エネルギー価格が上昇しているとの見方を示している。
AI関連では、現在から第3四半期初めまでに3件の大型AI企業のIPOがあることに加え、トランプ氏が中間選挙で共和党を勝たせるために反AIの姿勢へ転じるとの見方も示した。ヘイズ氏は、このようなAI関連の動きもHYPEとNEARの売却理由として挙げている。
これらの材料を背景に、ヘイズ氏は市場の高値が現在から9月までの間に形成されると予想しており、「ポジションを気にせずに過ごすために利益確定する時期」だとも述べた。
ヘイズ氏はこれまでHYPEに対して強気な発言を重ねてきた。3月にはHYPEが2026年8月までに150ドルへ上昇するとの見方を示し、5月末には今回の強気相場が終わる前に少なくともSOLを追い抜くべきだと投稿していた。これまでHYPEに強気だった同氏が、今回はHYPEを含む全ポジションを売却した形である。
同氏は今回の判断について、来週火曜日公開予定のエッセイ「Reality Test」で詳しく説明するとしている。
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