ストラテジー、先週もBTC購入せず──株式で428億円調達もリザーブに

ストラテジー、先週もBTC購入せず──MSCIは削除対象に名指し
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
shoko-koyama
2 Min Read
Highlights
  • ストラテジーは20日、7月13〜19日にビットコインを1枚も購入しなかったと開示した。保有は843,775BTCで変わらず
  • 普通株の売却で2億6,350万ドル(約428億円)を調達したが、BTC購入には充てず、USDリザーブは32億ドル超に増加
  • 平均取得単価は7万5,476ドルで、21日時点の価格を約13.5%上回る。優先株4種の売却はいずれもゼロだった

ビットコインを大量保有する米ストラテジー(旧マイクロストラテジー、MSTR)は20日、米証券取引委員会(SEC)にフォーム8-Kを提出し、7月13日から19日までの週次実績を開示した。この週、同社はビットコインを1枚も購入しなかった。

株式で428億円を調達もBTCには回さず

ストラテジーは同期間に、クラスA普通株(MSTR)を273万2,318株売却し、手数料差し引き後で2億6,350万ドル(約428億円)を調達した。ATM(自社株を市場価格で随時売り出すプログラム)を通じたものだ。

ただし、調達資金はビットコインの積み増しには充てられなかった。同社が配当・利息の支払い原資として保有するUSDリザーブは、7月19日時点で32億2,500万ドル(約5,237億円)に積み上がった。この額には、同日時点で未決済のATM売却代金が含まれる。

優先株については、STRF、STRC、STRK、STRDの4種いずれも当該期間の売却はゼロだった。自社株買いも実施していない。MSTR普通株のATM残枠は235億ドル規模で、3月に発表した210億ドルの増額分を含む。

7月19日時点の累計保有は843,775BTCで、前週から変わらない。累計取得額は636億9,000万ドル、平均取得単価は1BTCBTCBTCあたり7万5,476ドルで、いずれも手数料を含む。

ビットコインは21日時点で6万5,280ドル前後で推移しており、同社の平均取得単価を約13.5%下回る。保有全体では、約86億ドル(約1.4兆円)の含み損を抱える計算になる。

ビットコインを買い増しながら株式や優先株、社債で資金を調達する循環が、同社の基本戦略だった。株価がBTCの取得単価を上回る局面ではこの循環が回るが、BTCが取得単価を下回ると調達の勢いは鈍りやすい。今回、調達した資金をBTCではなくリザーブに振り向けた背景には、増え続ける優先株の配当義務がある。

関連:ストラテジー、初のビットコイン大型売却──3,588枚、配当確保が狙い

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=162.4円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
Follow:
仮想通貨歴6年。ニュース記者歴4年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA