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- 恐怖指数:34(やや回復)
- 総時価総額:2.47兆ドル(-0.40%)
2026年6月1日、ビットコインは24時間で1.26%下落し、72,926ドルで推移した。主要アルトコインも軟調な値動きとなり、イーサリアムは1,987ドル、XRPは1.31ドルまで下落した。市場全体の時価総額は2.47兆ドルと前日比0.40%減となる一方、恐怖指数は34まで回復している。
本日は価格動向以上に、プロジェクトの信頼性や運営体制に関する話題が市場の関心を集めた。Suiでは連続障害の原因が明らかとなり、カルダノではコミュニティ投票によってサミット開催が否決された。また、SECによる暗号資産詐欺の提訴も注目を集めている。価格だけでなく、インフラの安定性やガバナンス、透明性が評価される局面となっており、今後も各プロジェクトの基盤に対する市場の視線は強まりそうだ。
注目の仮想通貨ニュースTOP5
【1】Sui障害の原因判明|48時間で3度停止した経緯
Sui財団は、5月28日から29日にかけてメインネットで発生した3度の障害について公式インシデントレビューを公開した。最初の2件はv1.72で導入された「アドレス残高」機能とガス課金ロジックの相互作用が原因で、hybrid gas利用時のエッジケースや暫定修正の制限によりネットワーク停止が発生した。
3件目は、修正版適用のためのバリデータ再起動後、エポック変更時の分散鍵生成(DKG)に関する潜在バグが顕在化したことが原因だった。障害期間中もユーザー資金は安全に保たれ、コミット済みトランザクションがリバートされることはなかった。Suiコアチームは今後の重点領域として、エポック終了処理の耐障害性向上、ガス課金ロジックの品質強化、AI活用による障害診断、障害封じ込め機能の改善を挙げている。
詳細→Sui、48時間3連続障害の原因判明──v1.72バグからDKG状態保持バグへ連鎖
【2】SECが暗号資産詐欺を提訴|AI取引ボットで高利回り保証
米証券取引委員会(SEC)は28日、暗号資産投資企業プリヴィ・インベストメンツの創業者ネイサン・フラー氏を、暗号資産取引スキームを巡る詐欺行為で提訴した。SECによると、同氏は約150人の投資家から約1,230万ドルを集め、AIベースの取引ボットによる高頻度裁定取引をうたいながら、30〜45日で40〜50%超、一部では21日で100%超のリターンを約束していたとされる。
SECは、こうした説明が虚偽だったと主張している。また、投資家資金のうち少なくとも620万ドルを個人的支出に流用し、約550万ドルをポンジ・スキームのような支払いに充てた疑いも指摘した。さらに、偽の口座明細や捏造された通信で投資家を安心させていたとされる。SECは恒久的差止命令、不正利得返還、判決前利息、民事制裁金を求めている。
詳細→「21日で100%超のリターン」──SECがAI取引ボット装う暗号資産詐欺を提訴
【3】キヨサキ氏が米国債に警鐘|BTCも過熱買いに注意
ロバート・キヨサキ氏は31日、自身のXで「米国債が安全だと言うファイナンシャルプランナーの言葉を鵜呑みにしてはいけない」と投稿し、日本や中国が米国債を売却して金や銀を購入していることに注目すべきだと主張した。実際に、中国の米国債保有額はピーク時から約半分まで減少しており、中国人民銀行は17カ月連続で金準備を積み増している。
また、日本は世界最大の米国債保有国である一方、2025年4月には民間投資家による長期米国債の売却も確認されているという。キヨサキ氏は「資金の流れを見よ」と呼びかけるとともに、「金・銀・ビットコインでさえ、ハイプ(過熱)で買えば損をすることを忘れるな」と警鐘を鳴らした。最後に「最大の資産は右耳と左耳の間にある」と述べ、自ら考えて判断する重要性を強調している。
詳細→『金持ち父さん』著者・キヨサキ氏、米国債の安全神話を否定──「金もBTCもハイプで買えば損をする」とも警鐘
【4】HYPEに強気姿勢|SOL超えと買い戻し期待
アーサー・ヘイズ氏は31日、ハイパーリキッドのネイティブトークン「HYPE」について、「今回の強気相場が終わる前に少なくともSOLを追い抜くべきだ」と投稿し、強気な見方を示した。同氏は以前からHYPEに対して大きなポジションを保有していると説明しており、今回もその見方を維持している。
HYPEを巡っては、ハイパーリキッド上のUSDC残高が80億USDCを超えたことも注目されている。ある暗号資産インフルエンサーは、サークルとの契約を踏まえ将来的に1日70万USDC超の追加買い戻し余地があるとの見方を示した。また、大きな押し目は追加購入の機会になるとの見解も共有されている。HYPEへの期待が高まる一方で、今後はハイパーリキッドの成長がこうした期待に見合うかが焦点となる。
詳細→アーサー・ヘイズ氏「HYPEはSOLを超える」──USDC残高80億ドル超で買い戻し期待も
【5】カルダノサミット中止|コミュニティ投票で否決
カルダノ財団は30日、10月にシンガポールで予定していたカルダノ・サミット2026を開催しないと発表した。開催費としてコミュニティ資金であるトレジャリーから780万ADAの拠出を求めていたが、提案はコミュニティ投票で可決されなかったためだ。
財団は、直前の提案から予算を22%削減した再提案を提出し、ステージ数の削減や財団内リソースの活用によって55万ドルの費用削減を見込んでいた。それでも提案は成立せず、財団は結果を尊重すると説明している。一方で、EMURGOが提出したTOKEN2049シンガポールのスポンサー提案は可決された。
カルダノ財団は、ガバナンスには集団で下された決定を受け入れる姿勢も必要だとしたうえで、コミュニティの意思決定を受け入れ、現在のロードマップに沿った取り組みを継続する方針を示している。
詳細→カルダノ・サミット2026中止、コミュニティが資金拠出を否決──分散型ガバナンスの実例に
その他の仮想通貨関連ニュース
- XRP下落継続に警戒|1.27ドル台が視野
リップルは5月29日に日足短期HMAを上抜けた後、4時間足長期HMAで反発して下落に転じた。
4時間足MACDはマイナス圏に入っており、今後日足短期HMA下抜けと1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合、1.28〜1.27ドル付近まで下落する可能性がある。 - メタプラネット上値重い|1時間足長期HMAが焦点
メタプラネットは4時間足で上ヒゲを伴うローソク足となっており、依然として上値の重い展開が続いている。一方で、価格帯を維持したまま4時間足MACDがゴールデンクロスを形成すれば、1時間足長期HMA上抜けが視野に入る。
上昇トレンド入りには複数の抵抗帯突破と4時間足での上昇ダウ成立が条件となり、その後は378円付近までの上昇が想定される。



