東証スタンダード上場のエスクリプトエナジー(5721、旧エス・サイエンス)は1日、6月29日の定時株主総会に付議する取締役候補者を発表した。新任候補として、国内BTC保有ランキング3位のリミックスポイント(3825)で代表取締役社長CEOを務めた田代卓氏が選任される。選任理由には「トレジャリー事業を中心とした戦略立案、業務遂行及び管理体制の強化」が明記されている。
BTC保有3位企業の元CEOが6位企業の取締役に
田代氏はビットポイントジャパン(現SBI VCトレード)でマーケティング部長、CSO、代表取締役社長を歴任し、SBIクリプトアセットホールディングス代表取締役社長、HashHub取締役なども務めた暗号資産業界の実務家だ。リミックスポイントでは代表取締役社長CEOとして同社のBTCトレジャリー戦略を率いた。
JinaCoinの国内BTC保有ランキングでは、リミックスポイントは1,491 BTCで3位、エスクリプトエナジーは296 BTCで6位に位置する。BTC保有企業同士の経営人材の共有は国内では珍しく、トレジャリー戦略の知見が企業間で横展開される動きとして注目される。

あわせて、現取締役の廣瀬卓也氏が取締役会長に昇格する人事も発表された。久永賢剛氏は代表取締役社長を続投する。エスクリプトエナジーは元青汁王子こと三崎優太氏がクリプトアセット事業開発担当室長を務め、1,000BTC取得を中期目標に掲げている。先日は環境フレンドリーHDとマイニング・AIデータセンター事業で業務提携を締結しており、今回の田代氏の招聘でトレジャリー戦略の実行体制を強化する狙いがあるとみられる。
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