2023年に約7,600ドルのPEPE投資を約2,500万ドルに変えたことで知られる著名暗号資産(仮想通貨)トレーダーのジェームズ・ウィン氏は25日、ミームコインについて「もう終わったとかなり確信している」とXに投稿した。ミームコインで巨額の利益を得た人物自身の悲観的な見解だけに、市場参加者から賛否の声が相次いでいる。
「宝くじを当てるようなもの」、一攫千金モデルの限界を指摘
ウィン氏は2017年から2024年までの市場を「経験できた人にとっては一生に一度のニッチ市場だった」と振り返る一方、現在は銘柄数の増加によって資金が分散し、かつてのような爆発的な成長機会は生まれにくいと指摘した。
さらに同氏は、今後のミームコインは供給管理が進む一方、最終的には一部参加者に利益が偏る構造になる可能性があるとも主張。そのうえで、「数千ドルを100万ドルに変えるという発想は、今では宝くじに当たるようなものだ。ほぼ不可能に近い」と述べ、少額投資から巨額の利益を狙う従来の成功モデルに否定的な見方を示している。
ウィン氏の投稿を受け、市場参加者の反応は割れている。あるユーザーは暗号資産市場では常に新たな「ストーリー」が生まれるとしつつも、それを追いかけて損失を被るより、ビットコイン(BTC)を積み立てる方がシンプルだとの見解を示した。
また、「死んだのはミームコインではなく、弱いコミュニティだ」とする反論や「買って保有するだけの戦略が機能しなくなったことを市場の終わりと呼ぶべきではない」との意見もリプライで寄せられた。
なお、ウィン氏自身はミームコイン市場が完全に消えるとは断定していない。投稿の最後では、ミームセクターは「別の何か」に進化する必要があり、実際にそうなるだろうとしつつも、その具体的な形についてはまだ分からないと締め括っている。
投稿への反応が割れたことからも、ミームコイン市場に対する期待と慎重な見方が現在も入り混じっている様子がうかがえる。過去のような成功が再び生まれるのか、それとも市場が別の形へ変化していくのか、今後の動向に注目が集まりそうだ。
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