RWA(実世界資産)トークン化大手のOndo Finance(オンド・ファイナンス)は26日、創業者兼CEOのネイサン・オールマン(Nathan Allman)氏が予期せず死去したと公式Xで発表した。死因は公表されていない。後任のCEOには、長年プレジデントを務めてきたイアン・デ・ボーデ(Ian De Bode)氏が即日就任した。
ゴールドマン出身、RWAトークン化の先駆者
オールマン氏はブラウン大学卒業後、ゴールドマン・サックスのデジタルアセット部門でキャリアを積み、2021年にオンド・ファイナンスを創業した。米国債をブロックチェーン上で提供するUSDYやOUSGといったプロダクトを開発し、RWAトークン化分野を代表するプロジェクトへと成長させた。直近ではトークン化株式プラットフォーム「Ondo Global Markets」のTVLが10億ドルを突破し、フランクリン・テンプルトンのETFトークン化やJPモルガン、ブロードリッジとの提携も実現していた。
オンド・ファイナンスは発表の中で「ネイトの才能、謙虚さ、実行力がオンドのすべてを形作った。より開かれた金融システムを技術で実現するという彼の信念は、私たちが築くすべてに生き続ける」と述べた。
新CEOのデ・ボーデ氏は2023年にチーフ・ストラテジー・オフィサーとしてオンドに参画し、2025年11月にプレジデントへ昇格。2年以上にわたり戦略、プロダクト、日常のオペレーションを主導してきた人物だ。デ・ボーデ氏は自身のXで「ネイトは素晴らしい創業者でありビジョナリーであるだけでなく、非常に親しい友人でもあった」と述べたうえで、「オンドのミッション、ネイトのミッションは変わらない。彼がここにいたら、卓越した実行を続けることを望んだだろう。彼を誇りに思わせたい」と事業継続への決意を示した。
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