暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所のedgeX(エッジエックス)は2日、V2 Native USDC Deposit Campaignを開始した。同キャンペーンでは、edgeX V2の「Native USDC Rewards vault」への入金者に対し、通常のUSDCによる4%APR(年率)に加えて、EDGEによる3%APRの追加報酬を提供する。
追加報酬枠の使用率は0.22%、依然参入の余地あり

今回のキャンペーン対象となるNative USDC Rewards vaultは、edgeXエコシステムの流動性提供・ストラテジー取引プロトコル「eStrategy」内で提供されている運用戦略のひとつだ。同ボールトのTVL(預かり総資産)は執筆時点で約11万1,700ドル(約1,800万円)、APRはEDGE
EDGEによる追加報酬3%を含めた7.00%となっている。
EDGEの追加報酬はキャンペーン期間中のみ計算され、終了後は停止する。個別アカウントごとの参加上限は設けられていないが、追加報酬の対象となる元本にはNative USDC Rewards vault全体で5,000万USDCの上限があり、超過分はUSDCのAPRのみを受け取る仕組みだ。
なお、同上限に対して、執筆時点では11万2,343USDCが使用済みとなっている。使用率は0.22%にとどまっており、追加報酬の対象枠の大部分が残っている状況だ。
EDGEはピーク比80%超安、報酬価値の変動に注意
追加報酬がEDGE建てである以上、EDGE価格の変動は無視できない。EDGEは5月に1ドル台前半から1.5ドル付近で推移したが、6月初めに急落。執筆現在は約0.24ドルと、ピーク時より80%超低い水準にある。

edgeXは3日、この急落について「流動性の限られた市場で売り注文が集中し、永続契約市場で清算連鎖が起きた」と説明。同社は対象ユーザーに対し、1人あたり最大10万USDCを2段階で補償する計画を発表した。
EDGE価格が大きく調整する中で、USDCデポジットキャンペーンがどこまで資金を呼び込めるかが次の焦点となる。Native USDC RewardsのTVL推移とEDGE建て報酬に対するユーザーの反応に注目したい。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=161.5円)



