『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は20日、X(旧Twitter)への投稿で金と銀の下落に言及した。価格ではなく資産が置かれた「文脈(環境)」を見るべきだとし、金・銀・ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)のチャートが反転した局面で買う意向を示した。
「価格ではなく文脈を見る」
キヨサキ氏は投稿で、金と銀が下落するなか「買うのか、売るのか」と自問。これまで犯してきた過ちの一つとして、価格を売買の理由にしてしまうことを挙げた。代わりに、資産が置かれた環境を理解するようになったと説明している。
たとえば不動産価格が急落している場合は、価格ではなく雇用の増減や物件周辺の状況を見るという。金と銀については、政治や銀行の指導者の動向を注視すると述べた。
そのうえで同氏は、各国の指導者が米国と世界経済の問題を解決するどころか悪化させていると批判的な見方を示した。だからこそ金・銀・BTC・ETHのテクニカルチャートを見ており、下落が反転したときに買うとしている。
金・銀は「大幅上昇の態勢」との見方
キヨサキ氏は、金と銀のテクニカルチャートが大幅な価格上昇の態勢にあるとの見方を示した。一方で「私を信じないでほしい」とも書き、読者自身がどう考え、何を見ているかを問いかけている。
今回の投稿は、同氏がかねて唱えてきた持論に沿った内容だ。キヨサキ氏は金・銀・ビットコインを「ハードアセット」と位置づけ、金融システムへの不信を背景に、危機後に実物資産とデジタル資産の価値が大きく上昇するとして、継続的に購入を呼びかけてきた。下落局面を「買いの機会」とする姿勢も繰り返し示している。
同氏は2025年11月にも、市場の暴落を警告しつつ、ビットコインが2026年に26万ドルに達するとの強気予測を示していた。もっとも、その発言をめぐっては議論もある。2026年2月には、過去のビットコイン購入に関する説明と実際の購入履歴の食い違いが指摘され、SNSで取り沙汰される場面もあった。
キヨサキ氏の発言はSNSで大きな反響を呼ぶ一方、具体的な根拠やデータよりも持論の表明にとどまることが多い。相場の見通しはあくまで同氏個人の見解であり、投資判断は読者自身で行う必要がある。
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関連銘柄:
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※本記事はロバート・キヨサキ氏のX投稿の内容を客観的に報じるものであり、特定の暗号資産・資産への投資を推奨するものではありません。



