ビットコインは週末も強い値動きを見せ、前日の日足は6万5,000ドル台で大きな陽線を確定した。15日(執筆現在)も同価格帯で底堅く推移している。ビットコインがブルトラップの最終段階にあるという分析や、月曜日の値動きが週半ばまでの展開を決定づけるという指摘が確認されている。
ブルトラップの最終局面に突入か
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのUlum氏は15日、自身のXにて「現在のビットコインは、過去に大きな下落相場へ移行する直前に見られた値動きと似た構造を形成している」との見解を示した。
現在、市場参加者の多くが「6万ドルが今回のサイクル底だった」と考え始めている。しかし、過去の弱気相場では、多くの人が「もう底打ちした」と考え始めたタイミングで、最後の大きな下落が発生するケースが少なくなかった。
そのため、現在の上昇も、本格的な強気相場への転換ではなく、弱気相場終盤に見られる「ブルトラップ(強気の罠)」の最終段階に近い可能性がある。
また、長期的な市場構造も依然として弱気トレンドの範囲内にある可能性があり、中期的な下落目標としては3万8,000ドル〜4万ドル付近が想定される。
「大規模な流動性回収のトラップが控えている可能性がある」とUlum氏は警戒を呼び掛けた。
本日の終値に要注目
仮想通貨トレーダーのLP氏は15日、自身のXにて「ビットコインは月曜日の値動き次第で、今後の展開が大きく左右される」との見解を示した。
LP氏は、月曜日と水曜日の値動きに一定の相関関係があることに注目している。
もし月曜日にピボット・ロー(短期的な安値の反転ポイント)が形成された場合、水曜日にはピボット・ハイ(短期的な高値の反転ポイント)が形成される可能性が高まる。
一方で、月曜日にピボット・ハイが形成された場合は、水曜日にピボット・ローが形成される可能性が高くなると分析している。
つまり、週の前半に形成された転換点が、その週半ばの方向性を予測する手がかりになるという考え方だ。添付されたチャートを見ると、ピボット・ローは6万2,400ドル付近、ピボット・ハイは6万6,000ドル付近とされている。
「このパターンは過去7週連続で機能している」とLP氏は締めくくった。
Ulum氏の分析では、ビットコインは依然として弱気相場の途中段階であり、ロングの流動性を巻き込んで価格が急落する可能性がある。また、LP氏が述べるように、今週半ばの価格動向を測る上で、月曜日の値動きは注目に値する。
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