暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが開発するレイヤー2ブロックチェーン「Base(ベース)」は26日、AIエージェントとユーザーのベースアカウントをつなぐ新機能「Base MCP」を公開した。
ウォレット操作を超え、DeFiサービス利用にも対応
Base MCPの最大の特徴は、ウォレットの基本操作だけでなく、ベースエコシステム上の各種アプリやプロトコルをAIエージェント経由で操作できる点だ。ユーザーは「スキルプラグイン」を通じて、レンディングやトークン交換、流動性管理、無期限先物取引といった分散型金融(DeFi)サービスの操作をチャット画面から進められる。
対応環境にはChatGPTやCodex、Claude、Cursorなどが含まれており、Base MCPの導入とベースアカウントでの認証を経て、利用中のAIサービスから操作できる仕組みだ。
なお、取引はAIエージェントだけで実行されるものではなく、ユーザーがベースアカウント上で内容を確認・承認する必要がある。ベースによると、MCPサーバーはユーザーの秘密鍵を保持せず、アクセスもしない設計だという。
7サービスのスキルプラグインを用意、ユニスワップも初日から対応
Base MCPは公開時点で、ユニスワップを含む7つのサービス向けのスキルプラグインが用意されている。なかでもユニスワップは27日、Base MCPへの初日対応を公式Xで公表。ベース上の流動性プールの閲覧やLPポジションの確認・管理、トークン交換が可能になると強調した。
ユーザーがエージェントに操作内容を伝えると、同社APIを通じて取引が準備され、ベースアカウントで署名すればオンチェーン上で実行される流れを説明している。
なお、モルフォとムーンウェルでは資産の貸借、アバンティスでは無期限先物のポジション管理、エアロドロームではトークン交換や流動性管理が可能となる。バンクルとバーチャルズでは、新規トークンやAIエージェント関連の情報確認・取引操作に対応するという。
ベースは今後、スキルプラグインの追加や操作フローの改善を進め、対応範囲をさらに広げていく方針を示している。AIエージェントを介したDeFi操作が日常的なものになるか、Base MCPの今後の展開に注目したい。
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