予測市場ポリマーケットを運営するQCX LLCは20日、複数のスポーツ予測を組み合わせるイベント契約の上場に向けた資料を米商品先物取引委員会(CFTC)に提出した。同商品は、スポーツベッティングの『パーレー(複数の賭けをすべて的中させないと配当がゼロになる仕組み)』に近い設計となっている。
複数条件がすべて成立した場合のみ1ドルで決済
今回の商品は、2つ以上のスポーツ関連イベント契約を組み合わせている。すべての契約が指定された条件を満たした場合に、1契約あたり1ドルが支払われ、1つでも条件を満たさなければ、残りの結果にかかわらず0ドルとなる。
各契約の名目額は1ドルであり、これは1契約あたりの最終的な支払い額を示している。取引規模そのものが1ドルに限られるわけではなく、複数口を保有していれば、条件成立時の受け取り額も保有口数に応じて増える形である。
ポリマーケットは、提出資料で同契約を21日以降に上場する意向を示した。契約の満期や最終取引日時、決済日時は、原則として組み合わせる契約の条件に連動する。結果が早期に確定する場合、契約が早期決済される可能性もあるとのこと。
取引参加者には制限が設けられ、18歳未満は同市場のアカウントを作成できない。さらに、対象イベントに関係する現役や元選手、コーチ、スタッフ、イベント運営組織の従業員、同居家族や近親者などは取引禁止対象に含まれている。
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