ビットコイン
BTCは20日も上値の重さが目立っており、7万6,000ドル後半で5日連続の陰線を確定している。現在は短期的なレンジ相場に入ったという見解や、今後再び下方のレンジ帯に価格が回帰し、さらなる安値を目指すという分析も確認されている。
市場は短期的なレンジ相場に突入
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのMax Trades氏は20日、自身のXにて「現在ビットコインはレンジ相場に突入している」との見解を示した。
現在のビットコイン価格は、重要なサポート帯を明確に下抜けた後、その水準を再テストする動きが発生しており、その後は短期的な新しいレンジ相場を形成している。これは典型的な「下抜け → 戻り確認 → 次の方向待ち」の構造だ。
現在のレンジ下限は、月初の始値付近と重なっているため継続的な買いが入っており、短期的なサポートとして機能している。
ただし、下側にはまだ回収されていない安値が残っているため、最終的には7万5,000ドル付近まで一度下を試す展開も考えられるだろう。
いずれにしろ、価格がサポートを明確に割り込むか、レンジ上限である約7万7,300ドル付近を上抜けるなど、明確なブレイクが確認できるまでは、「相場は方向感を欠いた状態が続く可能性が高い」とMax Trades氏は結論づけた。
下方レンジへ回帰後、再び安値トライも
仮想通貨トレーダーのCGT Trader氏は20日、自身のXにて「現在のビットコインは、2022年の弱気相場と非常によく似た値動きをしており、長期的なレンジ帯に回帰する可能性が高い」と指摘した。
当時の相場では、まず強烈な売りによって一気に価格が崩れ、その後に長い下ヒゲを伴う「投げ売り」が発生。その後、価格は一定のレンジ内で推移しながら落ち着きを取り戻していった。
その後、レンジ上限を上抜け、上方にある流動性を何度も回収する動きが続いたことで、市場には「もう弱気相場は終わった」という楽観ムードが広がり、多くのトレーダーがそこで強気へ傾いていった。
しかし、上昇は持続せず価格は再び元のレンジ内へ戻っていき、しばらく横ばいを続けた後、さらに大きな下落が発生し、最終的な底値を形成している。
今サイクルの相場も、過去の展開と非常によく似ている。すでに高値側の流動性を何度も回収するフェーズを終えつつあり、現在は次の段階へ移行し始めている可能性が高い。
現在の下落が単なる短期調整でなければ「次は再び元の長期的なレンジ内(6万2,000ドル~7万5,000ドル)へ戻る動きが起きる可能性が高い」とCGT Trader氏は結論づけた。
Max Trades氏の分析によれば、ビットコインは現在短期的なレンジを形成しており、上下どちらかへブレイクするまで方向感をつかみにくい展開になりそうだ。一方CGT Trader氏は、ビットコインが今後再び7万5,000ドル以下のレンジ帯に回帰し、さらなる安値を試す可能性が高いとの見解を示している。
関連: ビットコイン続落も「反発しやすい局面」──トレーダーは長期積立戦略を推奨
関連: ストラテジー、約3,200億円相当のビットコイン追加購入──累計843,738BTC



