米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSE:BMNR)は18日、イーサリアム(ETH)保有量が5,278,462枚に達し、暗号資産(仮想通貨)・現金・その他投資を含む総保有額が約123億ドル(約1.95兆円)に到達したと発表した。
ETH供給量の4.37%を保有、5%目標まで残り13%
5月17日午後4時(米国東部時間)時点での同社のポートフォリオは以下の通りだ。
- 5,278,462 ETH(1ETH=2,132ドル、約112.5億ドル)
- 202 BTC(1BTC=76,780ドル、約1,550万ドル)
- ビースト・インダストリーズへの出資分2億ドル
- エイトコ・ホールディングス(ナスダック:ORBS)への出資分8,300万ドル
- 現金6億8,500万ドル
同社はETH総供給量(1億2,070万枚)の4.37%を保有しており、全供給量の5%取得を目指す「Alchemy of 5%」戦略の87%を達成した。前週の5,206,790枚から71,672枚を追加取得しており、リー会長は「直近のETH2,200ドル割れの局面は魅力的な買い場だった。2026年中に5%到達が見込まれる」と述べている。
ステーキング471万ETH、年間収益2.89億ドルに
同社は保有するETHのステーキング運用も加速させている。5月17日時点でステーキング中のETHは4,712,917枚(約100億ドル)に達し、保有量の約89%がステーキングされている状態だ。
年間換算のステーキング収益は2.89億ドル(約459億円)で、同社の自社運用利回り(7日間平均)は2.80%となっている。リー会長は「ビットマインは世界のどの事業体よりも多くのETHをステーキングしている。保有ETHが完全にステーキングされた場合、年間3.24億ドルの報酬が見込まれる」としている。
同社は3月25日にローンチした独自ステーキング基盤「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」で自社ETHの運用を行っており、今後は機関投資家やカストディアンへのサービス拡大も計画している。
NYSE本市場への鞍替え完了、クラリティ法案にも言及
ビットマインは4月9日付でNYSEアメリカンからNYSE本市場への鞍替えを完了している。ファンドストラットのデータによると、5日間平均の1日あたり取引高は8億5,700万ドルで、米国上場5,704銘柄中133位にランクイン。アプライド・デジタル(132位)に次ぎ、キャピタル・ワン(134位)を上回る流動性を持つ。
リー会長は先週のクラリティ法案の上院銀行委員会通過にも言及し、「同法案は暗号資産業界とウォール街が次世代の金融商品とインフラを構築するために必要な規制の明確性を提供する」と評価した。さらに「ウォール街がブロックチェーン上で資産をトークン化し、AIエージェントが中立的なパブリックブロックチェーンを必要とする二重の追い風がイーサリアムに吹いている」との見方を示した。
暗号資産トレジャリー企業全体では、843,738BTCを保有するストラテジー(MSTR)が時価評価額で世界第1位の座を維持しており、ビットマインは世界最大のETHトレジャリー企業として第2位に位置する。
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関連銘柄:
ETH
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.8円、1ETH=2,191ドル、1BTC76,780ドル)



