LINE NEXTが運営するステーブルコインウォレット「ユニファイ」は18日、日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を5月22日から正式にサポートすると発表した。これにより、ユニファイ利用者はウォレット上で直接JPYCの保管・決済・送金・リワードの受け取りが可能になる。
1億人超のLINEインフラと日本円連動型ステーブルコインがついに融合
今回、ユニファイが対応するJPYCの発行基盤は「カイア・ネットワーク」だ。同ネットワークは高速な取引処理と低手数料を強みに持ち、LINEとKakao Talkの両エコシステムに接続している。ユニファイはこの基盤とLINEの国内1億人超の利用者基盤を掛け合わせ、Web3の日常利用を促進する狙いだ。
JPYC社は今回の取り組みについて「国内1億人以上のインフラであるLINEと、日本円ステーブルコインJPYCの融合」と位置付け、日本のフィンテックにおける新たなスタンダードの始まりだと強調している。
一方、JPYC代表取締役の岡部典孝氏も20日、自身のXで今回の連携に言及。LINEでのJPYC決済開始は自民党の「次世代AI・オンチェーン金融構想PT」の提言とも連動した流れだとし、AIエージェントが決済を担う時代に向けた一歩だとの考えを示した。
JPYC導入記念イベント開催中、報酬付与は7月予定
ユニファイではJPYC導入を記念した、総額8万JPYCの「アーリーバードイベント」を開催中だ。期間は21日までとなっており、フォロー&リポストや友達のタグ付けによる抽選(1万JPYC×3名、1,000JPYC×10名)やウォレット登録による最大4万JPYCの報酬が用意されている。
参加はユニファイの日本向けXアカウントからのみとなっており、報酬は7月初旬に付与される予定だ。なお、報酬の付与スケジュールは変更となる場合があるとしている。
ユニファイは決済や送金機能を今後順次展開し、JPYC社もLINE連携を足がかりにサービス拡充を進める構えだ。追加アプリ不要で日本円ステーブルコインを扱える手軽さが、どこまで利用者の裾野を広げるか注目される。
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