プライバシー技術企業でナスダック上場のサイファーパンク・テクノロジーズ(CYPH)は15日、暗号資産(仮想通貨)ジーキャッシュ(Zcash / ZEC)を9,163.32枚、215万ドル(約3億4,200万円)で追加取得したと発表した。平均取得単価は234.63ドルだった。
累計30万ZEC超──ネットワーク全体の1.82%を保有
今回の取得により、同社のZEC
ZEC累計保有数量は303,906.40枚に達し、ジーキャッシュネットワーク全体の流通供給量に対する保有比率は1.82%となった。累計の平均取得単価は332.83ドルである。同社はネットワーク全体の5%取得を長期目標に掲げており、継続的な買い増しを進めている。
サイファーパンクはウィンクルボス兄弟が2012年に設立したウィンクルボス・キャピタルが主導した資金調達を原資にZECの取得を加速させてきた。2025年12月には約2,900万ドルで56,418 ZECを購入し、2026年3月にはジーキャッシュのオープン開発組織「ZODL」に500万ドルを投資するなど、トークンの取得にとどまらずエコシステム全体への関与を深めている。
今回の発表と同時に、同社は新たなウェブサイト(cypherpunk.com)と投資家向けダッシュボードを公開した。ダッシュボードではZEC保有状況、主要な経営指標、プライバシー関連投資、ジーキャッシュネットワークの統計情報を確認できる。
また、今後のZEC取得報告や企業アップデートは、プレスリリースではなく同社のデジタルチャネルを通じて発信する方針も明らかにした。
サイファーパンクは「インターネット上の人間のプライバシーを保証する技術を推進する」をミッションに掲げるプライバシー技術企業だ。ZECの蓄積を核とするデジタル資産トレジャリー戦略に加え、子会社のリープ・セラピューティクスを通じてがん治療薬の開発も手がけている。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.77円)




