ビットコイン
BTCは依然として上値が重く、前日の日足を3日連続の陰線で確定した。29日(執筆時点)は、7万3,000ドル付近でのもみ合いを続けている。ビットコインの弱気相場はまだ中途段階にあるという分析や、直近の上昇がブルトラップであるとの指摘が確認されている。
弱気相場はまだ途中段階も来月は陽線スタートか
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのCGT Trader氏は29日、自身のXにて、今後のビットコインについての見解を共有した。
ビットコインの月足確定が目前に迫る中、5月は陰線で終わる可能性が高い状況だ。この動きは、過去のサイクルパターンを踏まえると十分に予測可能な展開であり、歴史的な流れにかなり沿った値動きとなっている。
特に、5月前後で一度高値を形成し、その後に調整へ入るパターンは過去の弱気相場でも何度も確認されてきた。ただし、現時点では「これで下落が完全に終了した」とはまだ断定できない。むしろ、今回の下落はまだ途中段階であり、今後さらに安値を試す展開は十分にあり得る。
一方で、月が切り替わるタイミングでは、一時的に買い戻しが入りやすいため「新しい月足が始まるタイミングでは、数日間ほど価格が反発する可能性が高い」とCGT Trader氏は締めくくった。
典型的なブルトラップパターンが完成
CoinGPTの設計者であるAlex Marzell氏は29日、自身のXにて「ビットコインのチャートが、典型的なブルトラップの形を完成させた」と指摘した。
投稿に添付されたチャートを見ると、ビットコインの価格はチャネル上限を一度明確に上抜けた直後に失速し、再びチャネル内部へ押し戻されている。これは「レンジのブレイクアウト」に見せかけて買いを誘い、その後に反転する、典型的なダマシ上昇のパターンだ。
さらに警戒すべきは、現在価格を支えているチャネル中央付近のサポートが徐々に弱くなっている点だ。このラインはこれまで何度も支えとして機能してきたが、繰り返しテストされることで影響力が落ち始めている可能性がある。
もしサポートが明確に崩れた場合、価格は一気にチャネル下限まで下落する展開も考えられる。特に現在は、上方へのブレイクアウトを信じた参加者による、高値圏で構築されたロングポジションが下落時の燃料になりやすい。
CGT Trader氏の分析では、ビットコインの弱気相場はまだ途中段階にあるが、来月の月足スタート時は数日の間陽線が続く展開も考えられる。また、Alex Marzell氏は、直近の値動きは典型的な「ブルトラップ」であるとし、今後チャネルの下限まで価格が下落するリスクへの警戒を呼び掛けた。
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