米暗号資産運用会社Bitwise(ビットワイズ)は15日、アバランチの現物ETF「BAVA」をNYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場した。同ETFは、自社部門でAVAX
AVAX保有分の一部をステーキングし、アバランチネットワーク全体の平均ステーキング報酬5.4%を最大限取り込むことを目指す。
保有量の約70%をステーキング運用、スポンサー手数料は0.34%
BAVAのステーキングは自社部門ビットワイズ・オンチェーン・ソリューションズが運用する。保有資産の約70%をステーキングに充て、残り30%は流動性リザーブとして保持する仕組みで、流動性リザーブの比率は月次で見直すとしている。スポンサー手数料は0.34%で、初月は運用資産5億ドル(約794億円)まで無料となる。
ステーキング報酬はアバランチのトークンで獲得し、純投資収益として定期的に株主へ分配する。自社部門による運用とすることで、ステーキング報酬の最大化と運用プロセスの監督を両立させる狙いがある。ビットワイズのCIO(最高投資責任者)マット・ホーガン氏は「アバランチは企業、政府、実世界ユースケース向けの主要プラットフォームに成長しつつある」との見解を示した。同氏はアバランチについて、大規模ネットワークの安全性と拡張性を活かしつつ柔軟な運用が可能な点が、企業向けのブロックチェーン活用に適していると評価している。
ビットワイズは、アバランチの採用例としてFIFA、ワイオミング州のFRNTステーブルトークン、ニュージャージー州のバルコニー、トヨタの取り組みなどを挙げた。スカイブリッジ創業者のアンソニー・スカラムーチ氏も、自社ファンドのトークン化でアバランチを採用した理由として、プライベートかつ安全な独自レーンを構築できる点を挙げている。
ホーガン氏はBAVAを通じて「グローバル金融と企業におけるブロックチェーン採用の次の波を牽引する資産へのエクスポージャーを提供する」との見方を示している。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.7円)




