マイクロソフト、テンセントなどがコンセンシスと提携

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目次

ビッグテックとコンセンシスが、共同で分散型インフラを構築へ

Web3企業「Consensys(コンセンシス)」は15日、マイクロソフトやテンセント・クラウド、グローブなどのネットインフラ大手企業18社と提携し、コンセンシスが提供するブロックチェーンへの重要なアクセスポイント「Infura(インフラ)」の分散化を進めると発表した

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2023 年イスタンブールの分散型 RPC サミットからのエキサイティングなニュース

2023 年イスタンブールの分散型 RPC サミットからのエキサイティングなニュース
@EFDevconnect Infura は、DIN としても知られる分散型インフラストラクチャ ネットワークの背後にあるパートナーを初めて明らかにします。

「インフラ」とは、dApp開発者がブロックチェーンに容易にアクセスできるようにするサービスだ。従来、dApp開発者がブロックチェーンにアクセスする場合は自分でRPCノードと呼ばれる開発環境を用意し、この面倒を見ながら開発する必要があったが、これではコストや時間がかかり、肝心の開発に時間をかけることが難しい。

そこで登場するのが「インフラ」だ。「インフラ」がdApp開発者に代わってRPCノードを管理してくれるため、dApp開発者は時間、お金、作業を節約できる。また、昨今はプロジェクトによっては複数のブロックチェーンの仕様を理解する必要があるが、「インフラ」はイーサリアムやポリゴンをはじめ、ソラナやBSCなど様々なブロックチェーンに対応しているため、開発者の負担が大幅に減らすことができる。

以上のような利点からブロックチェーン業界では大変重宝されているサービスだが、2020年には「インフラ」が一時的にダウンし、いくつかの中央集権型取引所やDeFiプロジェクト、メタマスクなどが利用できなくなり、中央集権的な管理体制が問題となった。

このような問題を防ぐため、コンセンシスはマイクロソフトやテンセントなど、インターネット・インフラストラクチャーの大手18社と提携し、「Infura」の分散型インフラストラクチャー・ネットワーク(DIN:Decentralized Infrastructure Network)の設立を発表した。

DINは、分散型RPC-as-a-サービスとして、高可用性、高信頼性、高パフォーマンスのブロックチェーンインフラストラクチャを開発者に提供することを目的としている。

Infuraが主導し、Microsoft、Tencent、0xFury、Bloq、Chainstack、Covalent、Ellipfra、Everstake、Gateway.fm、Grove、Laconic Network、Linkpool、LinkRiver、Luscent、Mantle、MatrixedLink、Pokt、Rivetを初期メンバーとして迎える。

DINの最初の機能は、イーサリアムとポリゴンにおける「フェイルオーバープロテクション」で、ユーザーは障害発生時にサービスを維持するためにRPCトラフィックを別のパートナー企業に移行することができる。今後数か月で、この機能はアービトラム、アバランチ、オプティミズムにも対応する予定とのこと。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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