Palm Network(パーム・ネットワーク)とPolygon(ポリゴン)、NFTクリエイタープラットフォームを共同で立ち上げ
海外メディアのDecrypt(ディクリプト)は27日、米Web3企業のConsenSys(コンセンシス)が支援するPalm Network(パーム・ネットワーク)とPolygon(ポリゴン)が共同で、Web3領域に参入するNFTクリエイターの経費削減を目指すプラットフォームを立ち上げる予定であると報じた。
パームネットワーク、ポリゴン・スーパーネットでNFTクリエイターズ・プラットフォームを開始
ロードマップによるとPalm Networkは、2024年にPolygonに完全移行する予定であり、Supernetを活用して多くのブランドやアーティストが参入できるツールを提供している。この協力関係により、ConsenSys社がビジネス開発とマーケティングを担当し、Polygonが技術的なサポートを提供するとのことだ。またPalm Networkは、Polygonとの協力関係を強化し、NFTクリエーターの参入費用を削減する計画も導入している。
2024年の次のフェーズでは、Polygonプラットフォームへの包括的な移行がロードマップで予定されているとのことだ。Palm Networkはイーサリアムのサイドチェーンとして設立され、米NFT企業のCandy Digital(キャンディ・デジタル)社との合併により機能が強化された。Palm Networkは、Supernetの導入により拡張機能を向上させ、Web3領域に参加したいブランドやクリエイターの数を増やすことを目指している。
またPolygonは、「Polygon 2.0」として知られるネットワークの大幅なアップグレードを行う予定である。このアップグレードでは、特に金融市場のニーズに応えることを目的としたSupernetsと呼ばれる新機能が導入されるとのこと。さらに、Supernetsはニッチな利用ケースの作成を促進し、NFTの開発をサポートする。このネットワークの目的は、スーパーネットによってゼロ知識証明(ZK)技術を統合することであるとのこと。
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