米予測市場大手のKalshi(カルシ)は3日、ビットコイン価格に連動した無期限先物「BTCPERP」の取扱を開始した。BTCPERPは、カルシの取引所の運営法人であるカルシEX LLCが米商品先物取引委員会(CFTC)に提出していた商品で、CFTCは29日に先物契約としての上場を承認している。
ビットコイン現物市場の流動性が承認の材料に
CFTCは、BTCPERPを承認した理由の一つとして、ビットコイン現物市場の流動性を挙げた。ビットコイン現物市場は複数の取引所に分散し、24時間継続して取引されているため、BTCPERPが参照する価格を確認しやすいと述べている。また、取引量と流動性がある市場では、比較的小さな取引で参照価格が大きく動かされにくく、資金調達率を通じてBTCPERPの価格とビットコイン価格の差を調整しやすいとみている。
BTCPERPは固定の満期を持たない無期限先物であり、ポジションは継続的に時価評価される。BTCPERPの価格と参照するビットコイン価格に差が出た場合、ロングポジションとショートポジションの保有者の間で、資金調達率に基づく支払いが発生する。この仕組みにより、BTCPERPの価格と参照価格の差を調整する設計である。
CFTCは今回の承認について、すべての資産クラスに広く適用されるものではないと説明しており、対象はビットコインのように現物市場が大きく、継続的に取引されているデジタル商品に関する類似契約に限られるとしている。
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