ビットコイン強気派として知られる暗号資産(仮想通貨)アナリストのPlanB氏は7日、ETH/BTC(イーサリアムの対ビットコイン比)チャートに「重要な示唆がある」と公式Xで述べた。同氏はETH/BTCが現在も0.026BTC付近にとどまり、2016年3月と同じ水準であることを指摘。過去10年でイーサリアムはビットコインを下回るパフォーマンスを続けてきたとの見方を示した。
2023〜2024年の強気局面でもETH/BTCは伸びず
PlanB氏は投稿内で「イーサリアムを批判する意図はない」と前置きしつつも、「チャートは注目に値する」と強調した。同氏は2017年と2021年の強気相場ではETH/BTCが大きく上昇したものの、2023年から2024年にかけては同様の動きが見られなかった点を問題として挙げている。
この投稿に対し、SNSユーザーからは「プルーフ・オブ・ステークへ(PoS)の移行後、イーサリアムのパフォーマンスはさらに悪化した」との声が上がった。これに対し、PlanB氏は「同移行がETH/BTCが今回の強気相場で大きく上昇しなかった一因かもしれない」との見解を示している。
また、別ユーザーからの「ETHは終わった」との声に対し、PlanB氏は「厳しい表現だが、それがチャートの示していることに見える」と返答。同氏はその理由として、ETH/BTCに長期的な上昇トレンドが見られず、過去の強気相場で見られたような急騰と反落の動きもなくなっている点を挙げた。
ビットコイン・金との比較で浮かぶ、イーサリアムの相対的弱さ
PlanB氏はビットコインと金(XAU)の動向についても、興味深い見方を示している。SNSユーザーから価格比較について意見を求められると、同氏は「よいチャートだ」と反応。ETH/BTCとの大きな違いとして、BTC/XAUでは2023年から2024年に上昇があった一方、ETH/BTCでは同時期に上昇がなかった点を挙げた。
また、PlanB氏はBTC/XAUについて安値切り上げの可能性を挙げる一方、ビットコインが「金の10倍」に相当する43,000ドルの水準を今回の弱気相場で割り込む可能性があるとの見解も示している。
一連の投稿は、イーサリアムの市場評価を単独の価格ではなく、他通貨との比較で見直すきっかけになっている。ETH/BTCが0.026BTC付近から反転できるか、それともビットコイン優位の流れが続くのか、今後とも市場の関心を集めそうだ。
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