分散型取引所(DEX)edgeX(エッジエックス)の独自トークン「EDGE
EDGE」は2日、午前6時ごろから急落を見せ、約0.39ドルまで下落した。その後は買い戻しが入り、執筆時点では約0.75ドルで推移しているものの、短時間で大きく値を崩したことで市場では警戒感が広がっている。

運営は侵害を否定、市場操作の可能性を指摘
突然の急落を受け、エッジエックス運営は声明を発表した。運営はEDGEについて「突然かつ通常とは異なる価格変動」を確認していると説明し、原因を積極的に調査しているとコメントしていた。
その後、運営は追加声明を発表。エッジエックスのプロトコルは一切侵害されておらず、EDGE急落はハッキングやエクスプロイト、セキュリティ侵害によるものではないことを明らかにした。
運営によると、確認された内容からは「外部によるEDGE価格の意図的な市場操作の試み」が示唆されたという。運営は今回の一件をプラットフォームのセキュリティ問題ではなく、市場の公正性に関わる問題と位置付けている。
あわせて運営は、関連する取引所やプラットフォームと連携しながら原因の特定と責任追及に向けて調査を進めていると説明。調査の完了次第、包括的な更新を行うとしている。
EDGE流出続く、残存トークンにも警戒感
急落後には、さらなる売り圧力につながり得る動きも指摘されている。オンチェーンデータを追跡する0xNox氏によると、暗号資産(仮想通貨)取引所バイビットのホットウォレットとエッジエックスのスポットボールトウォレットの双方から、EDGEの流出が継続しているという。
また、同氏は流出したEDGEが複数ウォレットに分配されていると説明した。一部のウォレットは、ブロックチェーン分析プラットフォームのアーカム上で「取引所アカウント」としてタグ付けされており、他にもポリマーケット関連アカウントとされるウォレットも含まれているという。
加えて、0xNox氏は今後流通に入る可能性のあるEDGEが相当数残っているとも指摘。残高はバイビットのホットウォレットが980万EDGE、スポットボールトが6,930万EDGEだという。これらが市場に移動すれば、追加の売り圧力として意識される可能性がある。
短時間での急落と買い戻しが交錯するなか、EDGEを巡る市場の警戒感はなお残っている。需給面への不安が払拭されるまで、価格の振れ幅が大きい展開が続く可能性に注意したい。
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