ビットコイン(BTC):今週の分析ポイント
- 4時間足レベルで上昇の勢いが減少
- 上昇トレンドの押し目形成に移行の可能性大
- 4時間足長期MA、日足中期HMA付近で再度上昇の起点に注視
ビットコイン(BTC)は先週大きな上昇を見せたが、4時間足レベルで勢いの減少が見られ、現在は69,384.02ドル付近を推移している。今後中長期は上昇トレンドの押し目形成に移行すると推測できるため、4時間足長期MA、日足中期HMA付近に価格が近づいた際の値動きに注視する段階だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(BTC/USDT)今週の予測
日足チャート

4時間足チャート

ビットコインは先週大きな上昇を見せ69,000ドルに到達した。しかし、4時間足MACDから上昇の勢いが減少していることが推測でき、日足では価格が中期HMAから剥離しているため、今後4時間足中期HMAを上限とした横ばい相場になる可能性が高い。
だが、日足レベルでは依然として上昇の勢いはあると判断できるため、この横ばい相場は中長期上昇トレンドの押し目と考えられる。そのため、4時間足長期MA、日足中期HMA付近で再度上昇に転換した際は71,644.62ドルから73,553.54ドル付近(日足で確認できる高値付近)までの上昇を期待できる。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り位置
ロング

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 4時間足長期MA、日足中期HMA付近に価格が近づく
- 4時間足中期HMAを価格が上抜け
- 1時間足以下で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:
71,644.62ドルから73,553.54ドル付近 - 損切り:
エントリー時点での直近安値
※4時間足長期MA、日足中期HMAを価格が下抜けした場合は、上抜けするまではエントリー中止
ショート
中・長期共にエントリーポイントなし
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