ビットコイン、8万ドル突破も反転リスク──週足7万6,500ドルが分水嶺

ビットコイン、6万9,000ドルが分岐点──突破なら8万4,000ドル、失敗なら6万3,000ドル
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Highlights
  • ビットコインは4日陰線も、その後大きく上昇し8万ドルを突破
  • 現在の上昇が強気相場の終盤である可能性、7万6,500割れで相場反転のリスク拡大
  • 現在の動きが2018年の同時期に酷似、5月上昇しても6月に反転か

ビットコインBTCBTCは4日に陰線をつけたものの、その後大きく上昇し、レジスタンスとして意識されていた8万ドルの価格帯をブレイクした。現在の上昇が強気相場の最終段階であるという説や、5月に上昇する可能性があるものの、6月から相場が反転するという説が確認されている。

週足7万6,500ドルの維持が焦点に

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのMinga氏は4日、自身のXにて「ビットコインの相場が弱気へ反転する可能性がある」との見解を示した。

現在のビットコインは、週足チャートで「トンボ型」と呼ばれる特殊なローソク足を形成して引けている。この形は、下落したあとに大きく買い戻され、最終的に始値付近まで戻した状態を示している。

ただし、このローソク足は出現する場所によって意味合いが変わる。今回のように上昇トレンドの高値圏で出現した場合は、「上昇の勢いが弱まり始めているサイン」として解釈されており、弱気反転シグナルになるケースが多い。

しかし、現段階ではまだ“可能性”に過ぎず、反転が確定するには追加の材料が必要だ。その条件として注目されているのが、次の週足が少なくとも7万6,500ドルを下回って確定するかどうかである。

もしこの水準を下回って引けた場合、上昇トレンドの終盤で現れやすい、代表的な反転パターンが完成する可能性が高まる。

「月初のスタート時点で十分な押し目形成や下側の流動性回収を行わないまま価格が急上昇したため、今週の見通しは弱気です」とMinga氏は締めくくった。

5月は上昇の余地あるが、6月反転のリスクも

仮想通貨トレーダーのLP氏は4日、自身のXにて「ビットコインは5月に上昇し、その後反転する可能性がある」との見解を示した。

現在のビットコインは、過去の弱気相場で何度も繰り返されてきた「月ごとの転換パターン」に沿って動いている可能性がある。

過去のサイクルを見ると、2月は弱気相場の中で安値を形成しやすいタイミングとなっており、実際に毎回重要な下値ポイントとして機能してきた。

その後、3月後半から4月前半にかけては、多くの場合で「さらに安値を更新する」か、「一時的な戻り高値を作る」動きが発生している。唯一の例外が2022年で、その時は4月が局所的な高値となった。

そして今のビットコインは5月に入って上昇している状態にあり、この構造は2018年の動きと非常によく似ている。

2018年も同じように価格は5月に向けて上昇し、そこが結果的に局所的な高値となった。その後は反転下落し、6月後半にかけて新たな安値圏を形成している。

以上の状況を踏まえ「5月に向けて上昇した後、再び下落して底形成へ向かう、という過去の弱気サイクルを再現している可能性がある」とLP氏は結論づけた。

Minga氏が言うように、次のビットコイン週足が7万6,500ドルを下回った際には、相場反転への形骸が必要だ。また、現在の値動きが2018年と酷似しており、今後上昇したとしてもその後新たな安値圏に向かう可能性があるという、LP氏の分析も頭に入れておこう。

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ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
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