「ビットコイン、年内10万ドルは0%」──アナリストが警告、直近の上昇もフェイクの可能性

【10/22 仮想通貨ETF動向】ビットコイン、6億ドル超の大規模流出 約4カ月ぶり
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Highlights
  • ビットコインは8万ドル付近からの強い売り圧力により続落、3日連続の陰線を確定
  • 市場は依然として完全な悲観ムードに達せず、年内10万ドルは絶望的との見立て
  • テクニカルはフェイクブレイクを示唆、マクロの不安要素も重なり、短期的には弱気か

ビットコインBTCBTCは8万ドル付近からの強い売り圧力により続落し、30日には3日連続の陰線を確定した。年内に10万ドルを超えるのは絶望的だという見解や、直近の上昇がフェイクブレイクだという見立てなど、非常にネガティブな意見が多く確認されている。

年内10万ドル突破は絶望的か

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのKilla氏は30日、自身のXにて「年内に10万ドルを超えて本格的な上昇トレンドへ入る可能性は間違いなく0%だ」と非常に弱気な見通しを投稿した。

その根拠として挙げられているのが、市場参加者の心理状態だ。現在でも約42%の人が「年足は最終的に陽線になる」と考えており、依然として強気への期待感が強い。これは、市場心理が本当の意味での“投げ売り”や“完全な悲観相場”に達していないことを示している。

歴史的に見ると、本格的な底は、多くの参加者が完全に希望を失ったタイミングで形成されるケースが多い。そのため、まだ一定数が強気を維持している現状では、最終的な底打ちは完了していないというのがKilla氏の見立てだ。

特に今後90日間は、急騰と急落を繰り返しながら、多くのトレーダーを振り回す展開になりやすく「最終的には再びビットコインが6万ドルを割り込む可能性が高い」とKilla氏は締めくくった。

直近の上昇がフェイクブレイクの可能性

仮想通貨トレーダーのbee氏は30日、自身のXにて「ビットコインの直近の上昇は、フェイクブレイクである可能性が高い」との見解を示した。

現在のビットコイン市場は、レジスタンス上(7万6,000ドルより上の価格帯)に溜まっていた流動性を回収する動き、いわゆる「流動性狩り」をほぼ予定通り完了しつつある。

価格は一度レジスタンスを上抜け、多くのショートの損切りを巻き込んだ後、すでに失速し始めている。この動きは典型的なフェイクブレイクの形であり、上昇に見せかけてから反転するパターンとして警戒されている展開だ。

さらに本日、FOMCの政策金利発表が発表されたが(3.5~3.75%に据え置き)、過去の統計では、このイベントの後48時間以内にビットコインが下落するケースが非常に多い。

加えて、2日後にはFRB議長交代に関する移行プロセスが始まる予定となっており、FRBの体制変更期が市場に強い不確実性を与える可能性が高い。

つまり現在は、「テクニカル的なフェイク上昇の完了」と「マクロイベントによる不安定さ」が重なる、市場にとって非常にネガティブな状況だ。

こうした局面では、それまでゆっくり進んでいた相場が、一気に大きく動き出すケースが多い。その状況を踏まえ「急落に備えよ」とbee氏は締めくくった。

相場に絶対はないが、Killa氏の言うように、ビットコイン市場がまだ完全な悲観ムードに到達していないのは事実なため、今後もさらなる下落に警戒が必要な局面なのは確かだ。またbee氏が言うように短期的にも2つの不安要素が重なっているため、リスク管理を徹底しておくべき局面と言える。

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ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
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