ビットコイン
BTCの4月月足が確定し、月次リターンは+11.87%を記録した。コイングラスのデータによると、3月の+1.81%に続き2ヶ月連続のプラスとなり、2025年10月から2026年2月まで5ヶ月続いた連続マイナスからの回復が鮮明になった。
5ヶ月連続マイナスからの脱却が確定──4月は過去平均並みの上昇

2026年の月次リターンを振り返ると、1月-10.17%、2月-14.94%と厳しい下落が続いた。しかし3月に+1.81%とわずかながらプラスに転換し、4月は+11.87%と本格的な反発を見せた。年初の2ヶ月間で累計約25%の下落を記録した後、3月・4月の2ヶ月間で約14%を取り戻した計算になる。
過去のデータと比較すると、4月の平均リターンは+12.98%、中央値は+9.57%だ。今回の+11.87%は平均をわずかに下回るものの、中央値を上回っており、過去の4月としてはほぼ標準的な上昇幅と言える。2024年4月の-14.76%、2025年4月の+14.08%と比較すると、今回は昨年と今年の中間的な水準に位置している。
年初来の累計リターンはまだマイナス圏

ただし、4月の反発をもってしても年初来の累計リターンはまだマイナス圏にある。1月から4月までの月次リターンを単純合算すると-12.43%で、2026年に入ってからの下落分をすべて取り戻したわけではない。2025年の最高値圏からの回復途上にあるのが現状だ。
5月のリターンについて、過去の平均は+7.66%、中央値は+5.25%とプラス寄りの傾向がある。2026年5月は本稿執筆時点で+0.98%と小幅プラスでスタートしている。3ヶ月連続のプラスを達成できるかが今後の焦点となる。
2026年Q1とQ2の対比──最悪期は脱したか
前回の記事(4月1日公開)では、2026年第1四半期の通算リターンが-22.34%と2018年Q1(-49.7%)に次ぐ過去2番目の大幅下落だったことを報じた。地政学リスクやマクロ不安が重なった結果だ。
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一方、第2四半期は4月単月で+11.87%と大きくプラスに転じている。Q1の厳しい下落からQ2で持ち直すパターンは、2020年(Q1: -10.83% → Q2: +42.39%)や2019年(Q1: +10.19% → Q2: +163.79%)でも確認されており、過去には反転の起点となった事例がある。ただし、2022年のように一時的な反発の後にさらなる下落が続いたケースもあり、現時点で底打ちを断定する材料は揃っていない。




