イーサリアムのレイヤー2プロジェクトMegaETHは24日、公式Xを通じてネイティブトークン「MEGA」のトークン生成イベント(TGE)を4月30日に実施すると発表した。
MegaMafiaアプリ10個の本格がTGEのトリガーに
今回のTGEは、MegaETH独自のKPI(重要業績評価指標)連動型メカニズムに基づき実行される。あらかじめ設定された3つのKPIのいずれかを満たすと、そのちょうど7日後にTGEが実施される仕組みだ。今回トリガーとなったのは、KPI-2にあたる「MegaMafiaアプリ10個の本格稼働」となっている。
残るKPIとしては「USDMの30日平均流通量が5億ドル(約800億円)に達し、その25%が主要アプリに預け入れられること」、「3つのアプリが30日間連続で1日あたり5万ドル(約800万円)以上の手数料を記録すること」となっている。いずれもエコシステムの実利用や収益性を重視した指標となっている点が特徴だ。
なお、投稿で共有された43秒の動画では、ウサギのキャラクターがタイムライン上を駆け抜ける演出とともに、テストネットのローンチや大規模な資金調達などのマイルストーンが振り返られた。動画は「WE’RE JUST GETTING STARTED」といったメッセージで締めくくられており、プロジェクトの継続的な成長姿勢が強調されている。
USDMと連動したMEGAトークンの価値設計
MEGAトークンは、単なる流通資産にとどまらず、エコシステム内で即時に機能する設計が特徴だ。MegaETHのネイティブステーブルコイン「USDM」から財団が得る利回りは、MEGAの買い戻し・蓄積に充てられる仕組みとなっており、ネットワークの利用拡大がトークン価値へ還元される構造が採用されている。
また、「Proximity Markets」と呼ばれる仕組みでは、取引を処理するシーケンサーの近くでアプリを動かす権利をMEGAによる入札で獲得できる。より高速な処理環境を求める参加者ほど、MEGAを活用する動機が生まれる設計となっている。
TGEを目前に控え、MegaETHは技術面だけでなくトークン設計においても独自性を打ち出している。KPI連動という明確な条件のもとで進行する今回のトークン発行は、プロジェクトの進捗と連動した新たなモデルとして注目されそうだ。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.7円)




