米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSE:BMNR)は27日、101,901 ETH(約376億円相当)を追加購入したと発表した。これにより同社のイーサリアム総保有量は500万枚の大台を突破し、現預金などを含む総資産額は133億ドル(約2.1兆円)に達した。
わずか10ヶ月で目標の84%に到達
今回の買い増しにより、イーサリアム保有量は全供給量の約4.21%を占める規模となった。同社は全供給量の5%を取得する目標を掲げており、わずか10ヶ月間でその目標の84%に到達した形だ。
発表によると、26日時点での同社のポートフォリオは、以下のように構成される。
- 5,078,386 ETH
ETH(約1.8兆円) - 200 BTC
BTC(約24億円) - 著名YouTuberのMrBeastが設立した「ビースト・インダストリーズ」の持分2億ドル(約318億円)
- OpenAIの未公開株を保有する「エイトコ・ホールディングス」への出資分9,100万ドル(約144億円)
- 9億4,000万ドル(約1,496億円)の現金
トーマス・リー会長は「イーサリアム市場が『ミニ暗号資産の冬』の最終局面にあるという基本シナリオの下、直近4週間は買い増しを加速させてきた」と述べた。先週取得した101,901 ETHは、2025年12月15日の週以来で最も高い水準だという。
ビットマインは保有するイーサリアムのステーキング運用も加速させている。26日時点で、保有するイーサリアムの約73%にあたる約370万枚(約1.4兆円相当)をステーキングしており、過去1週間で約36万ETH増加した。
また同社は、ステーキングによる年間収益を約2億6,400万ドル(約420億円)と見積もっており、保有するすべてのイーサリアムがステーキングされれば、その額は約3億6,300万ドル(約578億円)にまで増加すると予測している。
機関投資家が相場の低迷期を好機と捉え、長期視点で買い増しを行っている点は注目だ。市場の悲観論に流されず、下落局面で蓄積する同社の動向は、個人投資家が中長期的な投資戦略を構築する上での一つの指標となるだろう。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.2円、1 ETH=396,000円、1 BTC=12,257,539円)




