ビットコイン、1月15日に大幅調整か──複数アナリストが警鐘

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Highlights
  • グローバル流動性がビットコインに50日先行して動く相関関係から、1月15日前後に安値更新の可能性
  • 月足ボリンジャーバンドが過去4回と同水準に到達、いずれも暴落
  • 保守派アナリストは「4年サイクルは終焉していない」と警告、市場の楽観論に警鐘

ビットコインは8日に3日連続の陰線を確定したものの、現在も9万ドルより上の水準で底堅く推移している。一方で、楽観的なトレーダーに警鐘を鳴らす見解が複数確認された。

トレンド転換前のふるい落としに要警戒

マクロアナリストのMartyParty氏は9日、自身のXにて「近々、ビットコイン価格BTCBTCに大きな振るい落としが起きる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

この説の根拠となっているのは、ビットコインの動きに50日先行して動くとされるグローバル流動性だ。グローバル流動性は、すでに「スプリング」と呼ばれる安値更新を伴うフェイクブレイクを形成している。もしこの先行関係が今回も当てはまるなら、ビットコイン側のスプリングはおよそ1月15日前後に訪れる可能性が示唆される。

実際、2025年1月にグローバル流動性がスプリングを形成した後、4月6日にビットコインでもスプリングが発生した。添付された画像からも、グローバル流動性におけるスプリングと、ビットコイン価格の強い相関関係が確認できる。

一方で「12月18日にすでにビットコイン側のスプリングが発生し、その後上昇局面に入っている可能性もゼロではない」とし「あらゆるシナリオに備えておくべきだ」とMartyParty氏はトレーダーに呼びかけた。

月足ボリンジャーはベアマーケット接近を示唆

さらに、保守派のテクニカルアナリストであるCryptoCon氏は9日、自身のXにて「ビットコインのサイクルは過熱しており、ベアマーケットが目前に迫っている」との見解を示した。

その説を裏付けるのは、月足ベースのボリンジャーバンド%チャネルだ。この指標をリスク・リワードの観点から見ると、現状はリスクの方が明らかに大きい水準に位置しているとCryptoCon氏は分析する。

実際過去の動きを見ても、ボリンジャーバンド%チャネルの現水準に達した際は、すべてのケースでその後、深刻な弱気局面に突入している。「まだサイクルは始まったばかりだ」と主張する声も聞こえるが、実際は終盤を迎えており、ここからの上昇は4年サイクル論に当てはめても、矛盾が生じてしまうと指摘した。

また、相場の高値圏や安値圏では、「景気後退が来る」「ブラックスワンが迫っている」「ETFによるスーパーサイクルが始まった」など、投資家の願いに沿ったストーリーが強く拡散されがちで、その流れに逆らうのは難しいことかもしれない。

特に最近は「4年サイクルはもう通用しない」という声がよく聞かれるようになったが、そういった声に翻弄されないよう注意を促しつつ、「これはFUD(恐怖を煽る情報)ではない。ビットコイン市場がこれまで辿ってきた伝統的な4年サイクルの一部だ」と締めくくった。

現在市場心理は恐怖状態から中立状態に回復しており、やや楽観的な見通しを示す専門家も増えてきているが、そんな時こそ相場のふるい落としに注意すべきかもしれない。明確な強気シグナルが確認されるまで、今後も最悪のシナリオを想定した立ち回りが求められるだろう。

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ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
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