暗号資産(仮想通貨)分散型取引所ハイパーリキッドのネイティブトークン「HYPE
HYPE」は3日、一時88ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。
米国参入をめぐる材料が連続
上昇の起点は8月19日にさかのぼる。トランプ大統領が、CFTC(米商品先物取引委員会)がハイパーリキッドを法令遵守の形で米国に導入する作業を進めていると述べ、HYPEは翌日にかけて20%超の急騰を演じた。
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その後も材料は途切れていない。ブルームバーグは8月31日、ハイパーリキッド・ラボがクラーケンの親会社ペイワードと米国参入に向けた協議を進めていると報じた。傘下のビットノミアルを通じ、登録済みの米国ユーザーに一部のパーペチュアル契約を提供する構想だという。
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ペイワードはすでにCFTCへ枠組みの概要を提示している。ただし規制当局の承認は得られておらず、両社の広報はブルームバーグの取材に対してコメントを控えた。
9月1日には運用会社ハッシュデックスが、ナスダック上場ETF「NCIQ」にHYPEを組み入れた。組入比率は3.4%で、9銘柄中5位に位置する。規制対象の商品を通じた資金流入経路が新たに加わった形だ。
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オンチェーン指標も最高圏

価格に連動して、オンチェーンの主要指標も切り上がっている。ハイパートラッカーによると、4日9時38分(日本時間)時点のウォレット合計資産は494億8,000万ドル(約7兆6,823億円)に達した。
これはパーペチュアル、スポット、ステーキング、ボールトを合算した数値で、24時間では28億6,000万ドル(約4,440億円)増えている。
パーペチュアルの未決済建玉は143億9,000万ドル(約2兆2,342億円)。24時間で8億6,100万ドル(約1,337億円)積み上がった。
参加者の裾野も節目を超えた。ハイパーリキッド上の総ウォレット数は250万4,221件と250万件の大台に乗せ、24時間で6,101件増加した。昨年12月以降、増勢が途切れていない。

アクティブなパーペチュアルトレーダーも30万2,893人と30万人台を維持している。24時間では149人減ったものの、過去最高値からの乖離は0.74%にとどまり、ほぼ最高圏で推移する。
供給面では日程が控える。コインゲッコーが掲載するトークノミストのデータでは、9月6日にコアコントリビューター向けの992万HYPE(総供給の1.0%)がアンロックされる予定となっている。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.26円)


