暗号資産(仮想通貨)分析企業クリプトクオントの認証アナリスト、ダークフォスト氏は2日、同社のクイックテイクに投稿し、暗号資産取引所バイナンスが保有するXRP
XRPの準備量が2024年2月以来の低水準まで減少したと指摘した。
1年足らずで約5億XRPが流出
同氏によると、バイナンスが保有するXRP準備量の月次平均は、市場が弱気相場に入りつつあった2025年11月時点で31億XRPだった。それが現在は26億XRPまで落ちている。
差し引き約5億XRPが1年足らずで同取引所から出た計算になる。この間、XRPの価格は3.66ドル(約584円)の高値から約1.35ドル(約215円)まで下げており、ドローダウンは63%に達する。一方で8月は30%近い上昇で月を終えた。
月次平均のためやや遅れて現れるものの、XRPがリバウンドした局面ではバイナンスの準備量が増える傾向があり、押し目のたびに再び減少していると同氏は述べた。
同氏はこの減少傾向に3つの説明を挙げた。1つ目は長期的な蓄積が一定程度進んでいる可能性である。取引所に置かず自分のウォレットで保有することを選ぶ投資家がいる、という見立てだ。
2つ目は現物XRP ETFの登場との重なり。ETFの買い手が生む需要に応えるため、市場でXRPを取得する必要が生じた可能性があるとした。
3つ目は、バイナンス自身が顧客の需要に応じて準備を調整するために送金を行っているという説明である。ただし今回見ているのは平均された指標であることから、この要因の影響は小さいとみている。
現在の水準を踏まえ、一部の投資家がXRPを蓄積していることに疑いの余地はほとんどないとしたうえで、同氏はこれをXRPにとって比較的ポジティブなシグナルだと位置づけた。
もっとも同氏は、この動きは短期的な価格への直接的な影響というより、長期的な視点から意味を持つものだとも述べている。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.53円)


