SBI VCトレードは9月2日、暗号資産(仮想通貨)取引サービス「VCTRADE」で、ステーキング報酬を円建てステーブルコイン「JPYSC(ジェイピーワイエスシー)」で受け取れるサービスを同日開始したと発表した。VCTRADEが扱う全てのステーキング対象銘柄で選べる。BITPOINTサービスは対象外となる。
同社によると、BITPOINTでは既にステーキング報酬を日本円で受け取れるサービスを提供している。両サービスの統合にあたってVCTRADE側でも円建て受取を求める声が多く、要望に応えたものだという。
設定はマイページの「ステーキング報酬の受取方法」から行い、月末までに設定した内容が翌月に進呈される報酬へ反映される。換算は報酬受取日の午前7時時点の同社販売所価格で日本円に直したうえで、1円=1JPYSCのレートで口座に付与される。
口座内で完結、入出庫は未対応
JPYSCは信託型の円建てステーブルコインで、6月24日に発行が始まった。日本円と1対1で価値が連動する。
同社ではJPYSCと日本円をスプレッドなしで交換できる。受け取ったJPYSCを日本円に替えて出金するほか、その日本円でビットコイン(
BTC)やイーサリアム(
ETH)などを購入することもできる。同社が7月に始めた「JPYSCレンディング」に貸し出す選択肢もある。
一方でJPYSCは現在のところ入出庫に対応しておらず、外部ウォレットへ移すことはできない。用途は同社の口座内で完結する形にとどまる。
同社はリリースで「JPYSCは、日本円ではありません」と注記したうえで、暗号資産および電子決済手段は国等が価値を保証するものではなく、価格変動による損失や、同社が破綻した場合に預託資産の返還を受けられない可能性があるとしている。
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