東証スタンダード上場のリミックスポイント(3825)は2日、保有していたアルトコインをすべて売却したと発表した。売却日は9月1日。これにより同社が保有する暗号資産(仮想通貨)はビットコイン(
BTC)のみとなり、保有量は約1,506 BTCとなった。
4銘柄を売却、DOGEのみ損失
売却したのはイーサリアム(
ETH)901.44672542枚、ソラナ(
SOL)13,920.07255868枚、エックスアールピー(
XRP)1,191,204.799501枚、ドージコイン(
DOGE)2,802,311.99657枚の4銘柄だ。
売却価額の合計は8億7,881万4,569円。2027年3月期の期首簿価7億6,104万1,920円を上回り、1億1,777万2,649円の売却益が出た。
銘柄ごとに明暗が分かれている。
最も利益が大きかったのはETHで6,020万3,121円。売却単価は1枚39万2,065円で、簿価を20.5%上回った。SOLは4,930万4,898円の益、単価は1枚1万6,371円で簿価比27.6%高となる。XRPは1,152万3,717円の益で、単価218.62円は簿価を4.6%上回った。
一方、DOGEだけが損失となった。売却単価13.23円は簿価を8.1%下回り、325万9,087円のマイナスを計上している。
同社は売却の理由について、市場環境や各暗号資産のリスク・リターン特性、財務戦略などを総合的に勘案したと説明した。暗号資産ポートフォリオの選択と集中を進め、今後はビットコインを中心とした保有・運用方針とすることで、運用方針の明確化と資本効率の向上を図るとしている。
得られた資金は、成長領域と位置づける系統用蓄電池等のアセット拡充や財務基盤の強化などへの活用を検討する。売却益は2027年3月期第2四半期に事業部収益として計上する予定だ。
運用収益は半年で1億9,400万円
同日、暗号資産の運用実績も開示された。
ビットコインのレンディングでは、2月24日から8月31日までの貸借料が14.92055902 BTCとなり、円換算で1億6,421万8,522円にのぼった。月ごとの円価額は各月末時点のレートで換算している。
貸出元本は期間を通じて増えている。2月末時点の1,411.29831101 BTCに対し、8月は1,503.75033699 BTC。5月18日から80.01503094 BTCを追加で貸し出したことが寄与した。
アルトコインのステーキングは、2025年7月16日から2026年8月31日までの報酬がETHで1,093万1,984円、SOLで1,894万2,975円、合計2,987万4,959円だった。報酬はすべて円貨で受領している。
レンディングとステーキングを合わせた運用収益は約1億9,409万円になる。ただし今回の売却により、ステーキングの原資だったETHとSOLは手元を離れた。
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