グレースケール、分散型AIに最も早い段階で投資する機会を提供
米暗号資産(仮想通貨)運用会社「Grayscale(グレースケール)」は17日、仮想通貨エコシステム内で急速に成長している分散型人工知能(AI)に焦点をあてた新しい投資ファンド「Grayscale Decentralized AI Fund LLC」を立ち上げたと発表した。
弊社は、最新の私募投資商品である Grayscale Decentralized AI Fund の立ち上げを発表いたします。資格のある認定投資家が対象となります。
$NEAR $RNDR $FIL $LPT $TAO
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このファンドは、分散型AI技術の成長に伴う投資機会を提供することを目的としており、四半期ごとにリバランスされる。
2024年7月16日現在、このファンドの構成銘柄は以下の銘柄とウェイトとなっている。
- Near (NEAR), 32.99%
- Filecoin (FIL), 30.59%
- Render (RNDR), 24.86%
- Livepeer (LPT), 8.64%
- Bittensor (TAO), 2.92%
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銘柄の選定にあたっては、次の3つのカテゴリに該当するものが選出される。
- チャットボットや画像生成サービスなどの分散型AIサービスを構築するプロトコル
- ボット、ディープフェイク、誤情報に対する真正性チェックなど、中央集権的なAI関連の問題に対するソリューションを構築するプロトコル
- データストレージ、GPU計算、3Dレンダリング、ストリーミングサービスのための分散型マーケットプレイスなど、AI技術開発に不可欠なインフラとリソース
グレースケールの製品・研究責任者レイハネ・シャリフ・アスカリ氏は、プレスリリースのなかで次のように述べた。
「2013年の創業以来、破壊的技術の台頭によりグレイスケールの投資家にとって魅力的な機会が生まれており、グレイスケール分散型AIファンドの立ち上げは、初期段階の分散型AIに投資する機会を提供すると考えています」
「ブロックチェーンベースのAIプロトコルは、分散化、アクセシビリティ、透明性の原則を体現しており、グレイスケールチームは、これらのプロトコルがAI技術の普及に伴って生じる根本的なリスクを軽減するのに役立つと強く感じています。」
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