米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BMNR)は8日、28,086 ETH(約107億円相当)を追加購入したと発表した。同社の暗号資産(仮想通貨)や現預金などを合わせた総資産額は157億ドル(約2.4兆円)規模に上り、長期投資に向けた蓄積を進めている。
総供給量の5%を掌握まで、残り約17万ETH
今回の追加購入により、同社のイーサリアム
ETH総保有量は約592万 ETHとなり、総供給量の4.9%を占める規模に達し、目標の97%を達成した。これにより、同社が掲げる総供給量の5%取得(「5%の錬金術」)まで、残り170,802 ETH(約652億円相当)に迫っている。
発表によると、7日時点での同社のポートフォリオは、以下のように構成される。
- 5,929,198 ETH(約2.2兆円)
- 211 BTC(約25億円)
- 著名YouTuberのMrBeastが設立した「ビースト・インダストリーズ」の持分1.8億ドル(約280億円)
- OpenAIの未公開株を保有する「エイトコ・ホールディングス」への出資分9,100万ドル(約141億円)
- 合計5億9,300万ドル(約924億円)の現金および有価証券
同社のトム・リー会長は、第3四半期においてイーサリアムが主要資産を上回るパフォーマンスを示していると指摘。これを背景に、機関投資家らが暗号資産の保有比率を高める可能性があるとの見方を示した。
また、年末に向けた相場の追い風として、9月中旬に予定される暗号資産関連法案「CLARITY Act(クラリティ法)」の採決や、韓国の投資家によるAI銘柄から暗号資産への資金シフトを挙げている。
さらにリー氏は、金融資産のトークン化やエージェント型AIの普及が実需を支え、ETH/BTCレシオの上昇を牽引すると分析。米金融界で長年の実績を持ち「デマーク指標」の考案者でもある同社顧問トム・デマーク氏も、直近の値動きから数週間以内にイーサリアムが急上昇する可能性があると予想している。
単一企業が総供給量の5%近くを長期保有目的でロックしている事実は、市場の売り圧力を吸収する強力な要因となる。また、資産トークン化や自律型AIによるブロックチェーンの実利用という具体的な実需の予測は、今後の相場を中長期的に評価する上で投資家にとって重要な指標となるだろう。
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関連銘柄:
ETH
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.9円、1 ETH=381,811円、1 BTC=12,074,793円)


