UPBONDとJapanTicketは19日、アパホテルの宿泊者向けに観光体験や飲食店予約などの「旅ナカコンテンツ」を案内するテスト運用を開始したと発表した。運用は2026年6月から始まっている。
AIエージェントの提案から予約までをつなぐ
UPBONDは2026年4月から、アパホテルで訪日旅行者向けの「事前チェックイン×AIエージェント」サービスを提供している。宿泊前から旅行者と対話し、一人ひとりに合わせた情報を案内する仕組みだ。
今回はここにJapanTicketの観光コンテンツを接続する。寿司店や居酒屋などの飲食店予約、相撲部屋の朝稽古見学や箸づくり体験といった文化コンテンツ、百貨店や観光施設で使えるクーポンなどを案内する。
これまでAIによる周辺情報の提案が中心だった導線に予約機能が加わることで、旅行者は関心を持った情報をそのまま予約できるようになる。3社は宿泊者の利用状況やコンテンツへの反応、観光施設への送客効果などを検証する。
UPBONDは訪日旅行者を中心に、約100万人のウォレットユーザー基盤を持つ。
同社の認証・決済プラットフォーム「Login3.0」は1日4,000人超が利用しているという。UPBONDはJPYC社と連携し、円建てステーブルコイン「JPYC」を活用した決済体験の実現にも取り組んでいる。ただし今回のテスト運用にJPYC決済は含まれず、検証項目にも決済に関するものはない。
UPBONDの水岡駿代表は「今後はSNS上でのステーブルコイン決済までを一気通貫で実現し、旅行者が言語や支払いの壁を意識することなく、日本各地の体験を楽しめる仕組みを構築していく」とコメントした。
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