ビットコイン
BTCはやや売り圧力が強まる中、24日には長い下ヒゲをつけて4日連続の陽線を確定した。市場センチメントは回復しつつあるが、多くのアナリストは依然として悲観的な見立てをSNS上で共有している。
サイクル理論的に底打ちはまだ先、上昇はダマし上げか
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのKilla氏は24日、自身のXにて「ビットコインが6万ドルで完全に底を打ったと考えるのは時期尚早だ」と指摘した。
その根拠となっているのは、これまでのサイクル、数学的な周期性、そして歴史的な値動きのパターンだ。過去の弱気相場では、いずれも最終的に直近安値を再度試す、あるいは一時的に割り込む動きが発生した後に、本格的な上昇トレンドへ移行していた。
そのため、今回も今後数か月以内に6万ドル付近を再び試す展開は十分に現実的だと考えられる。また「今回はこれまでのサイクルと展開が異なる」という考え方にもKilla氏は懐疑的な姿勢を見せている。実際、過去にも強気相場の終盤で「今回は特別だ」という声が広がった結果、多くの投資家が高値圏で捕まり、多くの損失を出した。
歴史的に見ると、ビットコインの底形成には通常もっと長い時間が必要であり、今回のように約123日程度で弱気相場が終了するというシナリオは、過去のサイクルと比べても極めて異例だ。
つまり現在の上昇は「本格的な強気相場の始まりではなく『本当に底を打ったのではないか』と市場に思わせるためのリリーフラリーである可能性が高い」とKilla氏は締めくくった。
5万ドル台までの下落余地も、総悲観が買いの好機
仮想通貨トレーダーのLP氏は24日、自身のXにて「ビットコインは再び5万ドル台の安値を試す可能性が高い」との見解を示した。
さらに、もし実際にその水準を割り込む展開になった場合、市場の雰囲気は一気に弱気へ傾くとLP氏は推測する。
その後、多くの参加者は、そのタイミングで「次は4万ドル台」「3万ドル台まで下がる」といった、さらに低い価格を予想し始めるだろう。しかし歴史的に見ると、極端な悲観が広がる局面こそ、本当のチャンスが生まれやすいタイミングでもある。
特に注目されているのは、反発が起こりやすい水準として意識されている、5万8,000ドル〜5万2,000ドル付近のゾーンだ。この領域で底固めが進めば、その後は中長期的に16万ドル付近を目指す大きな上昇サイクルにつながる可能性がある。
その過程では、価格は何度も安値を割り込むような動きを見せ、市場に恐怖を与える展開が繰り返される可能性が高い。現在は高値側の流動性を回収する動きが続いているが、そのフェーズが終わると、今度は逆に下側の流動性を狙う動きへ変化していくだろう。
「安値を何度も試して市場を悲観一色にする動きこそが、本格的な底形成を示すサインだ」とLP氏は締めくくった。
ビットコイン市場には、連日の底堅い動きにより強気ムードが生まれつつあるが、依然として再び安値を試す動きへの警戒を呼び掛ける専門家の声は根強い。いつまた急落が起きてもいいように、資金管理・リスクマネジメントを徹底しておこう。
関連: ビットコイン8万ドルに迫る──ショート清算が上昇燃料か、再び安値トライか
関連: 【今日の仮想通貨ニュース】ビットコイン底堅さ維持|ETF流入続くなか日本規制緩和に注目




