ビットコイン(
BTC)を財務資産として保有するメタプラネット(3350)は8月31日、サイモン・ゲロヴィッチ代表執行役CEOが第10回新株予約権の一部を行使したと発表した。行使日は8月28日で、取得した普通株式は6,403万2,000株にのぼる。
個人保有は5.1倍に
行使したのは92,000個。1個あたり696株の計算になる。
これにより、同氏が個人として保有する普通株式は1,555万5,500株から7,958万7,500株へ増えた。5.1倍にあたる。行使前の株数は、8月25日に提出された大量保有に係る変更報告書に基づく参考値としている。
ただしこの数字には、共同保有者の保有株式と、同氏が引き続き保有する新株予約権に係る潜在株式は含まれていない。
その大量保有の変更報告書をめぐっては、同氏の株券等保有割合が14.19%と前回から3.80ポイント低下したことが話題となっていた。ゲロヴィッチ氏は25日、自身のXで1株も売却していないと説明し、保有比率の低下は新株発行により発行済株式総数が増えたためだと述べている。
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5年間は売却できない株
今回取得した6,403万2,000株には、売却と譲渡の制限がかかる。原則として2031年8月17日までである。
同社は8月18日、第10回新株予約権を保有する役職員との間で、行使により取得する株式を原則5年間にわたり売却・譲渡しない旨のロックアップ契約を締結したと公表していた。CEOが取得した分もその対象となる。
同じ8月18日の開示では、第10回新株予約権に係る潜在株式数を3億1,946万4,000株に固定することも決めている。増資などに連動して役職員が取得できる株式数が増える調整条項を廃止し、将来の希薄化の上限を株主が把握できるようにする措置だった。
今回CEOが取得した6,403万2,000株は、固定されたこの潜在株式数の20.0%にあたる計算になる。
なお本件について同社は、CEOによる自社株取得という重要性に鑑み、株主と投資家への情報提供の観点から自主的に開示したとしている。
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