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2026年9月17日、ビットコインは24時間で1.42%上昇し、76,626.49ドルとなった。FRBの利上げ発表時間帯には75,000〜76,500ドル付近で推移し、その後は76,000ドル台を回復している。利上げ後も暗号資産価格は持ち直す展開となった。
FRBが3年ぶりに政策金利を0.25ポイント引き上げる中、主要銘柄はそろって上昇し、暗号資産の総時価総額も前日比1.55%増となった。一方、米国ではビットコイン準備金の法制化が委員会段階を通過し、欧州ではドイツ銀行が暗号資産保管サービスへの参入を表明するなど、制度・金融インフラ面での動きも進んでいる。 VC投資額は増加したものの新規ファンド組成は低水準であり、資金環境には濃淡が残る。今後は金融政策の影響を見極めながら、機関資金や制度整備が市場にどう波及するかが焦点となる。
注目の仮想通貨ニュースTOP5
【1】FRBが0.25ポイント利上げ──BTC・ETHは持ち直し
FRBは16日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、3.75〜4.00%とすることを全会一致で決定した。インフレがなお高水準にあるとして、物価目標2%への回帰を支える方針だ。
発表後、BTCは7万6,000ドル台、ETHは2,400ドル台を回復。過去24時間の清算額は3億4,641万ドルで、ショートが約57%を占めた。直近1時間ではショート清算が約91%に達しており、BTCが7万6,000ドル、ETHが2,400ドル付近を上回る水準に定着できるかが焦点となる。
詳細→米FRB、政策金利を0.25%へ引き上げ──BTC・ETHは持ち直し、24時間清算約541億円
【2】米下院委がBTC準備金法案を可決──20年間は処分禁止
米下院金融サービス委員会は16日、連邦政府保有のビットコインを財務省の準備金として法定化する「米国準備金近代化法案」を28対21で可決した。
修正案では、準備金に預けたビットコインを制定日から20年間、売却・交換・競売・担保設定を含め一切処分できない。満了後も2年間で最大10%までの売却に制限される。各連邦機関には、制定から60日以内に保有・押収するデジタル資産の完全な会計を財務省へ提出する義務を課す。法案成立には本会議、上院審議、大統領署名が残っている。
詳細→米下院委、ビットコイン準備金法案を可決──20年は一切売却できない設計に
【3】ドイツ銀行、BTC・ETH保管を年内開始──法人・機関向けに提供
ドイツ銀行は16日、欧州の機関投資家・法人顧客向けにデジタル資産のカストディサービスを年内に開始すると発表した。
規制手続きの完了を前提に、BTC、ETH、USDC、EURC、EURAUなどに対応し、ウォレットと秘密鍵を同行が管理する。対象は事業法人やアセットマネージャー、ヘッジファンドなど。欧州ではBBVAやコメルツ銀行などがすでに参入しており、同行は後発となる。開始時期や提供地域、対応資産、サービス範囲は変更される可能性がある。
詳細→ドイツ銀行、ビットコインとイーサリアムの保管を年内開始
【4】暗号資産VC投資31%増──新規ファンドは5本
ギャラクシー・リサーチによると、2026年第2四半期の暗号資産・ブロックチェーン企業へのVC投資は56億8,300万ドル、384件となり、前四半期比で金額31%、件数10%増加した。投資額の78%は後期段階に集中する一方、新規の暗号資産特化型VCファンドは5本にとどまり、2019年第4四半期以来の低水準となった。
背景にはマクロ環境やAIへの関心に加え、現物ETFやDAT企業との資金獲得競争があり、ファンド本数が減る一方で1本あたりの規模は大型化している。
詳細→投資は31%増、新規ファンドは5本──暗号資産VCで進む資金源の枯渇
【5】クラーケン親会社、米国向け無期限先物を展開へ
クラーケン親会社ペイワードは16日、米国顧客向けにオンチェーンの無期限先物市場を展開する意向を表明した。最初の対象はハイパーリキッドのHIP-3市場で、同社初のビルダー展開型パーミッションド市場となる。
市場はハイパーリキッド上で稼働し、傘下のビットノミアルが市場の作成・管理と清算・決済を担う。取引対象はニンジャトレーダーがオンボーディングした許可リスト上の口座に限定される。現時点では未稼働で、開始には規制当局の承認が必要だ。
詳細→クラーケン親会社、ハイパーリキッドで米国向け無期限先物を展開へ
その他の仮想通貨関連ニュース
- サークル「Arc」稼働開始──SBI・住友商事も参画
サークルは16日、金融市場やリアルタイム決済、AIエージェント向けL1「Arc」のメインネットを公開した。
ガス代にはUSDCを採用し、SBIグループと住友商事を含む11機関が創設バリデーターとして参画。独自トークン「ARC」100億枚も発行した。 - JPYC、アップビット上場──KRW・BTC・USDTの3市場で取引開始
韓国最大手Upbitは17日、日本円ステーブルコインJPYCの取扱いを開始した。
ウォン、BTC、USDTの3市場に同時上場し、対応はイーサリアム版のみ。JPYC全体の流通量に占める同版の比率は7.0%、保有者比率は2.9%にとどまる。 - BTC、戻り一巡なら再び下値模索──日足短期HMAが焦点
ビットコインは日足短期HMAを下抜けて下落を再開し、16日には76,200ドル付近を一時割り込んだ。その後反発したが、日足MACDはマイナス圏に入りつつある。
今後、日足短期HMAを上抜けられず再下落すれば、日足一目均衡表雲上端付近まで下落する可能性がある。 - メタプラネット株が反落──日足短期HMA回復が焦点
メタプラネットは15日、251円から235円へ下落し、日足短期HMAを下抜けた。4時間足長期HMAと日足雲下端を割れば210〜214円付近まで下落する可能性がある。
一方、日足短期HMAを回復し、日足中期HMAを上抜ければ上昇再開が視野に入る。


