Hyperliquidは日本から使える?金融庁との関係・注意点を解説【2026年最新】

Hyperliquidは日本から使える?金融庁との関係・注意点を解説【2026年最新】
JinaCoin編集部
43 Min Read

Hyperliquid(ハイパーリキッド/通称ハイリキ)は、暗号資産や株式、コモディティなどのPerp(無期限先物)を取引できる分散型取引所(DEX)です。Perp DEXの中でも圧倒的な取引高を誇ります。

海外のサービスということもあり、「日本人でも利用できる?」「金融庁に登録されていないみたいだけど大丈夫?」「英語が苦手でも使える?」と不安に感じる人もいるでしょう。

結論からいえば、ハイパーリキッドは日本からでも利用でき、利用すること自体も違法ではありません。この記事では、ハイパーリキッドの金融庁への登録状況や、日本人が利用するメリット・注意点、利用方法について解説します。

この記事の重要ポイント
  • ハイパーリキッドの利用制限地域に日本は含まれておらず、問題なく利用できる。口座開設やKYCは不要で、ウォレット接続やメールアドレスで利用を始められる
  • 国内取引所では扱っていない暗号資産に加え、株式・株価指数・コモディティなど幅広いPerpを取引でき、HIP-3市場では最大50倍のレバレッジにも対応
  • ハイパーリキッドは金融庁に登録された暗号資産交換業者ではないため、国内取引所とは利用者保護の仕組みが異なる点には注意が必要
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ハイパーリキッドは日本人でも利用できる?

ハイパーリキッドは日本人でも利用できる?

2026年9月時点で、ハイパーリキッドは日本から問題なく利用できます。

一般的な海外仮想通貨取引所(CEX)の利用には口座開設や本人確認(KYC)が必要ですが、ハイパーリキッドは分散型取引所(DEX)であり、ウォレット接続やメールアドレスで利用を開始できます。

ハイパーリキッドの利用規約には、日本を利用制限地域とする記載はなく、日本居住者も利用可能といえます。

一方、米国やカナダ・オンタリオ州などは利用制限対象です。たとえばアメリカ在住の日本人は利用できないので注意しましょう。

ハイパーリキッドと日本の金融庁との関係

日本でハイパーリキッドを利用するうえで、金融庁との関係は確認しておきたいポイントです。金融庁への登録状況や、DEXの規制について解説します。

ハイパーリキッドは金融庁に登録された取引所ではない

ハイパーリキッドは金融庁に登録された取引所ではない

2026年9月時点で、ハイパーリキッドは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。

金融庁は、日本で暗号資産交換業を行う事業者に対して登録を求めており、登録済みの事業者を一覧で公開していますが、ハイパーリキッドはこの登録一覧には掲載されていません。

ただし、金融庁に登録されていないからといって、日本人がハイパーリキッドを利用すること自体が違法になるわけではありません。

参照:金融庁「暗号資産・電子決済手段関係」

DEXも金融庁の規制対象になる?

DEXも金融庁の規制対象になる?

金融庁は2025年10月22日のワーキング・グループ資料で、DEXのプロトコルを開発・設置する行為について、暗号資産交換業に該当する可能性があるとしています。

金融庁がDEXの暗号資産交換業への該当性や規制のあり方を検討している資料
出典:金融庁「事務局説明資料(暗号資産に係る規制の見直しについて)」

ただし、DEXは中央集権型取引所(CEX)とは仕組みが異なるため、既存の暗号資産交換業者と同じ規制をそのまま適用するのではなく、DEXの特徴に合わせた規制のあり方が検討されています。

そのため、ハイパーリキッドも将来的には金融庁の規制対象になり得るといえます。今後の制度整備の動向を注視しましょう。

日本人がハイパーリキッドを利用するメリット

ハイパーリキッドには、国内外のCEXとは異なる特徴があります。ここでは、日本人がハイパーリキッドを利用するメリットを3点紹介します。

国内取引所では扱っていない暗号資産を取引できる

国内取引所では扱っていない暗号資産を取引できる

ハイパーリキッドでは、2026年9月時点で178の暗号資産Perp市場が取引可能です。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)などの主要銘柄に加え、国内取引所では取り扱われていない暗号資産も多数取引できます。

ハイパーリキッドで取引できる暗号資産(一部)

HYPE / PUMP / FARTCOIN / VIRTUAL / TRUMP / TAO / PENDLE / JUP / ASTER / ZRO など

国内取引所は取り扱い銘柄が限られているため、話題性の高い新興コインやミームコインなどを取引できないケースも多々あります。ハイパーリキッドを利用すれば取引の選択肢を広げられます。

株価指数・コモディティ・株式などのPerpも取引できる

株価指数・コモディティ・株式などのPerpも取引できる

ハイパーリキッドでは暗号資産だけでなく、株価指数やコモディティ、株式などを対象としたPerpも取引できます。2026年9月時点では、142のHIP-3 Perp市場が提供されています。

ハイパーリキッドで取引できるHIP-3市場(一例)

  • 株式:TSLA / NVDA / AAPL / GOOGL / AMZN / MSFT など
  • 株価指数:S&P500 / JP225 / KR200 / XYZ100 など
  • コモディティ:GOLD / SILVER / BRENTOIL / WTI原油(CL)/ COPPER など
  • FX:JPY / EUR / GBP など

また、日本では個人が暗号資産のレバレッジ取引をする場合、倍率は最大2倍に制限されています。一方、ハイパーリキッドでは、暗号資産Perpで最大40倍、HIP-3市場では最大50倍のレバレッジを利用できます。

幅広い資産を対象にレバレッジ取引ができる点も、ハイパーリキッドのメリットです。

口座開設不要で手軽に利用できる

口座開設不要で手軽に利用できる

国内取引所では扱っていない銘柄を取引するために海外CEXを利用する場合、口座開設を行わなければなりません。取引所によっては本人確認(KYC)も必要です。

一方、ハイパーリキッドはDEXであるため、口座開設不要ですぐに利用を始められます。メタマスクなどの暗号資産ウォレットを接続するほか、メールアドレスを使用することもできます。

メールアドレスでログインする場合も、送信される6桁の認証コードを入力するだけで、ハイパーリキッド用のパスワードを新たに作成する必要はありません。

このほか、ハイパーリキッドの一般的な特徴については、「Hyperliquidとは?」の記事で詳しく解説しています。

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日本人がハイパーリキッドを利用する際の注意点

ハイパーリキッドを日本から利用する際に確認しておきたい注意点もあります。

日本円を直接入出金できない

日本円を直接入出金できない

ハイパーリキッドでは、直接日本円を入出金することができません。

ハイパーリキッドへの入金に利用できる暗号資産

USDC / BTC / ETH / ENA / SOL / 2Z / ANSEM / BONK / FARTCOIN / PUMP / SPX / MON / XPL / AVAX / ZEC

そのため、日本円を元手に取引を始める場合は、国内取引所などで暗号資産を購入し、ハイパーリキッドへ送金する必要があります。利益などを日本円で受け取りたい場合も、暗号資産を国内取引所へ送金して換金しなくてはなりません。

国内取引所と比べて資金移動にひと手間かかるため、暗号資産の送金に慣れていない人は、やや使いづらいと感じるかもしれません。

日本語に対応していない

日本語に対応していない

ハイパーリキッドの取引画面は、2026年9月時点では日本語に対応していません。

ハイパーリキッドの対応言語

  • 英語
  • フランス語
  • 中国語(簡体字)
  • 韓国語
  • スペイン語

また、公式ドキュメントは英語のみで提供されています。

そのため、対応言語に慣れていない人は、ブラウザの翻訳機能などを利用しながら慎重に操作するようにしましょう。

国内取引所のような利用者保護を受けられない

国内取引所のような利用者保護を受けられない

ハイパーリキッドは、金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。そのため、国内の登録業者に義務付けられている利用者資産の分別管理や、原則コールドウォレットでの管理といった資産保全ルールは適用されません。

万が一、ハッキングなどで資産が流出した場合も、弁済原資による補填は受けられません。国内取引所との利用者保護の違いをしっかりと理解したうえで、ハイパーリキッドを利用しましょう。

金融庁が暗号資産交換業者のコールドウォレット管理や弁済原資の保持義務について説明している資料
出典:金融庁「業規制の個別の論点(利用者財産の管理)」

このほか、ハイパーリキッドの一般的なリスクや懸念点については、「Hyperliquidとは?」の記事で詳しく解説しています。

ハイパーリキッドを日本から利用する方法

ここでは、メタマスクを接続してハイパーリキッドを利用する手順を解説します。

ハイパーリキッドの利用手順(メタマスク接続)

  1. 国内取引所で暗号資産を購入
  2. メタマスクへ暗号資産を送金
  3. ハイパーリキッドの公式サイトにアクセス
  4. メタマスクを接続
  5. ハイパーリキッドに暗号資産を入金
  6. 取引を開始

詳しい使い方は「Hyperliquidの使い方」の記事で解説しています。画面キャプチャ付きなので、操作方法を確認しながら進めたいときはぜひ参考にしてください。

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関連:Hyperliquid(ハイパーリキッド)の使い方|始め方完全ガイド
関連:【スマホ版】MetaMask(メタマスク)使い方完全ガイド

ハイパーリキッドの基本情報

Hyperliquid_logo
取引所名Hyperliquid(ハイパーリキッド)
入金対応チェーンArbitrum・Bitcoin・Ethereum・Solanaなど
提供サービスPerp取引・スポット取引・Vaults・ステーキング
ネイティブトークンHYPE HYPEHYPE
Perp取引手数料Taker:0.045%/Maker:0.015%
※14日間の取引量・HYPEステーク量などにより変動
スポット取引手数料Taker:0.070%/Maker:0.040%
※14日間の取引量・HYPEステーク量などにより変動
最大レバレッジ50倍(暗号資産Perpは最大40倍)
日本語対応なし
公式サイトhttps://hyperliquid.xyz/

ハイパーリキッドの詳しい特徴や仕組みについては、「Hyperliquidとは?」の記事で解説しています。

ハイパーリキッドを日本から利用する際によくある質問(Q&A)

ハイパーリキッドを日本から利用する際によくある質問をまとめました。

Q
日本からの利用にVPNは必要?
A

いいえ、日本国内からハイパーリキッドを利用する際にVPNは必要ありません。2026年9月時点で、日本は利用制限地域に含まれていません。

なお、米国などの利用制限地域からVPNを使って所在地を偽装することは禁止されています。

Q
ハイパーリキッドはスマホで使える?公式アプリはある?
A

はい、ハイパーリキッドはスマートフォンで利用できます。

また、Android向けにはGoogle Playで公式アプリが提供されています。一方、2026年9月時点ではiPhone向けの公式アプリは提供されていません。

Q
HYPEは日本の取引所で買える?
A

いいえ、2026年9月時点で、HYPEを取り扱っている国内の暗号資産取引所はありません。

ハイパーリキッドのスポット市場や海外CEXなどで購入できます。

Q
国内取引所からハイパーリキッドへ暗号資産を直接送金できる?
A

国内取引所によって異なります。たとえば2025年2月時点では、SBI VCトレードがハイパーリキッドへの送金を禁止していました。

直接送金できない場合は、メタマスクなどのウォレットを経由しましょう。

関連記事:【スマホ版】MetaMask(メタマスク)使い方完全ガイド

Q
今後、ハイパーリキッドを日本から利用できなくなる可能性はある?
A

2026年9月時点で、ハイパーリキッドが日本向けのサービスを停止するという公式発表はありません。

ただし、今後の規制や利用規約の変更によって、日本からの利用条件が変わる可能性は否定できません。ハイパーリキッドを利用するにあたっては、最新情報を確認することが大切です。

Q
ハイパーリキッドの予測市場は日本から利用できる?
A

いいえ、日本からハイパーリキッドの予測市場「Outcome Markets(HIP-4)」にアクセスしようとしても取引画面に表示されず、実質的に利用できない状態です。予測市場には、通常のPerpやスポット取引とは異なる地域制限が設けられています。

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